イベント 令和4年3月21日 「中高生向けwebイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える」開催のお知らせ

開催案内

開催概要

令和3年度日本医療研究開発機構 再生医療実用化基盤整備促進事業「再生医療等安全性確保法に従い実施される再生医療等臨床研究および再生医療等製品等の開発を目指す医師主導治験等を支援する再生医療ナショナルコンソーシアムの実現」(研究開発代表者:日本再生医療学会 岡田 潔 常務理事)は、3月21日に中高生向けWebイベント「「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える」を開催いたします。

再生医療とは、病気や事故などによって失われてしまった体の細胞や組織、臓器を再生させ、機能を回復させることを目指した新しい医療です。病気や怪我に新しい治療法をもたらすのではないかという大きな期待を受け、世界中でたくさんの研究が行われ、日夜さまざまな可能性が生まれています。その一方、新しい医療であるがゆえに、社会で広く使われるまでには、本当に安全か、本当に効果があるのかを確かめる必要があります。
そうした過程について、医師や科学者ではない人々が知る機会はなかなかありません。専門家以外には医学の知識を理解することが難しい、ということもありますが、逆に専門家の側が成果を誇張して発信してしまったり、その成果への期待を利用して金銭的に利益をあげようとした思惑も入り込むことがあります。
あなたが、家族が、身近な人が研究に協力しようと考えたり、まだ国が医療として承認していない技術を治療が選択肢として示されたら、なにをもとに考え、判断を下すでしょうか。判断材料は十分でしょうか。なにより、あなたが「知りたい」情報が得られているでしょうか。なにより、わたしたち日本再生医療学会は、みなさんに情報をじょうずにとどけることができているでしょうか。

日本再生医療学会では、よりよい再生医療を作り、そして選ぶための情報の現在を考え、将来を作ることを目指す企画を開催します。第1部では、先端の再生医療研究に触れたり、新しい技術がもたらすイメージをかんがえながら、日本再生医療学会が社会との関係をどのように考えているかのお話をお届けします。第2部では、実際にみなさんに再生医療と社会との関係について議論をしてもらい、最先端の研究者と考える場を設けます。この機会に、「社会といっしょに再生医療をつくる」ことについて、みなさんで考えてみませんか。

イベント開催案内 画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。

名称

中高生向けwebイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える

会期

令和4年3月21日(月)13時00分~17時00分

会場

オンライン開催(Zoom配信)

対象

中学生、高校生

定員

第1部:講演(定員なし)
第2部:ワークショップ(定員30名)
※第2部は、抽選とさせていただき、当落については、当選者へは3月19日までに当日の接続URLのご案内をもってかえさせていただきます。

参加費

無料(※通信費自己負担)

参加申し込み

※こちらのウェブサイトよりお申し込みください。

※申し込み締切:3月10日(木)20時00分

プログラム

時間 プログラム
13時00分~14時00分 <第1部/講演>
司会:東島 仁(千葉大学)
「再生医療がもたらすこれからの医療を考えよう」:田中里佳(順天堂大学)
「再生医療はどうなっているか? ~先端医療の情報をしる~」:八代嘉美(日本再生医療学会)
14時30分~17時00分 <第2部/ワークショップ>
 司会:本田隆行(科学コミュニケーター)
 有識者:田中里佳(順天堂大学)
     八代嘉美(日本再生医療学会)
第2部はグループに分かれて、ディスカッションするワークショップを行います。同年代の参加者と議論を行い、最先端の研究者と考えていきます。

主催

日本再生医療学会

お問い合わせ先

宛先 NCイベント運営事務局
E-Mail nc-events@ts-garden.co.jp

最終更新日 令和4年3月1日