事業・推進部門 創薬支援ネットワーク

創薬支援ネットワーク

旧独立行政法人医薬基盤研究所に設立された創薬支援戦略室が本部機能を担う創薬支援ネットワーク(平成25年6月14日に閣議決定された日本再興戦略に基づく)は、平成27年4月1日より日本医療研究開発機構に設置された創薬支援戦略部(平成29年7月1日から創薬戦略部、令和2年4月1日から創薬事業部)を中心に理化学研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所、産業技術総合研究所等が強固な連携体制を構築し、大学や公的研究機関の優れた研究成果から革新的新薬の創出を目指した実用化研究をオールジャパンで支援する日本初の創薬支援制度です。

大学等で生み出された実用化の可能性が高い創薬シーズ(新標的・新物質)を対象に、主として探索研究から前臨床開発までを支援します。具体的には、知財・研究戦略策定、プロジェクトマネージメント、探索研究ならびに前臨床開発に関わる技術支援、支援によって得られた成果の企業導出や医師主導治験への橋渡し等、実用化の成功に必要な様々な支援をワンストップで提供します。

主な支援対象

研究者

大学や国公立研究機関に所属して創薬を目指す研究者等*

*所属機関によりPI(Principal Investigator)と認められた研究者

モダリティ

低分子化合物、天然物、生物製剤(ワクチン、抗体等)、核酸、細胞製剤等で
First in Class 創薬を目指すもの

疾患領域

がん、難病・稀少疾患、肝炎、感染症、糖尿病、脳心臓血管系疾患、精神神経疾患、小児疾患等

研究ステージ

主として探索研究から前臨床開発

支援テーマ一覧

支援テーマ一覧につきましては、下記リンクをご覧ください。

ネットワーク概要図

※技術の詳細につきましては、以下の資料をご参照ください。

理化学研究所 医薬基盤・健康・栄養研究所 産業技術総合研究所
提供可能な技術 提供可能な技術 提供可能な技術

創薬支援ネットワーク技術の活用の流れ

  • ①創薬ブースターへシーズ提案
    シーズ提案についてはこちらをご参照ください。
  • ②創薬コーディネーターと協働して研究計画を策定
    創薬支援ネットワークの技術利用を含む全体計画を策定します。
  • ③各ネットワーク機関の技術提供者とのディスカッション
    (注)技術の成熟度(成功確率)は、提供技術によって異なりますので、詳細は技術提供者とのディスカッションにて確認いただくことになります。
  • ④プロジェクトに技術提供者が分担研究者として参画

お問い合わせ先

E-mail:id3desk”at”amed.go.jp
※アドレスは”at”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和7年8月1日