事業に関するお知らせ 創薬支援推進事業・創薬総合支援事業(創薬ブースター)へのシーズ提案のご案内について

事業に関するお知らせ

更新履歴

令和6年4月1日   「 創薬総合支援事業(創薬ブースター)実施要領」「創薬ブースターへのシーズ提案のご案内」「創薬シーズ提案書様式」「シーズ提案前相談実施要領および関連書類(シーズ提案前相談申込書)」を更新しました。

令和5年12月25日   令和6年春のシーズ提案書とりまとめ日を記載しました。「創薬総合支援事業(創薬ブースター)に関する質疑応答集(Q&A)」を更新しました。AMED公式YouTubeチャンネルへのリンクを掲載しました。

令和5年9月11日    「シーズ提案の評価」について記載しました。「創薬シーズ提案書作成上の留意点」を更新しました。
令和5年6月27日 「令和5年秋のシーズ提案書とりまとめ日」と「AMED創薬ブースター・DISC事業合同説明会開催のお知らせ」を更新しました。

基本情報

開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究
分野 医薬品プロジェクト
募集期間 通年 ※例年3月下旬、9月下旬に提案書をとりまとめて評価
(令和6年春のシーズ提案書とりまとめ日:令和6年3月28日(木))
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 創薬事業部
創薬企画・評価課
「創薬支援推進事業―創薬総合支援事業(創薬ブースター)」担当
住所: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビル8階
E-mail: id3info”AT”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス"AT"の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。

募集内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構では、創薬支援推進事業・創薬総合支援事業(創薬ブースター)において、アカデミア研究者からのシーズ提案を、通年で受け付けています。

  • 医薬品としての実用化を目指した創薬シーズであれば疾患領域は問いません。
  • 創薬標的の新規性、独創性に加え、研究仮説の確からしさ等の観点から、医薬品としての実用化の可能性を総合的に評価し、支援課題を選定します。
  • 支援期間及び支援金額は、下表のとおりステージ・支援内容により異なります。
  • 対象となるモダリティは、低分子化合物、中分子 ペプチド等 、天然物、核酸、抗体、細胞治療、遺伝子治療等です。ただし、コンパニオン診断薬以外の診断薬は対象外です。
ステージ 標的検証 スクリーニング 最適化 前臨床開発
前期 後期
主な支援内容
  • 研究仮説を検証するための試験
  • 研究仮説の確からしさを検証するための試験
  • HTS*1及び最適化に利用可能なアッセイ系の作製
  • HTS*1で得られたヒット化合物の生物活性確認及び探索的構造展開に必要な薬効薬理試験
  • リード化合物特定に必要な薬効薬理試験
  • 構造展開に必要な生物活性評価
  • 構造最適化に必要な分子設計及び合成
  • 臨床開発候補品の薬効薬理試験

年間予算*2

(参考)
500万円/年程度
支援内容に応じて決定
1000万円/年程度
支援内容に応じて決定
支援内容に応じて決定
1ステージあたりの支援期間 原則1年 原則2年(ステージアップも可能)

※1 HTS:High-throughput Screening(迅速に創薬候補化合物を検索する技術)
※2 標的検証後期以降のステージでは、CRO(医薬品開発業務受託機関)における試験実施のための外注費を別途措置する場合があります。

詳細は、本ページ最下部の資料に掲載しております「創薬ブースターへのシーズ提案のご案内」をご参照ください。

事業概要

創薬総合支援事業(創薬ブースター)では、大学や公的研究機関に所属する研究者が保有する、実用化の可能性が高いと判定された創薬シーズ(新標的・新物質)を支援対象として、創薬事業部が策定した知財戦略、研究戦略に基づき*、理化学研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所、産業技術総合研究所等の創薬支援ネットワーク構成機関が保有する創薬技術や設備等を活用し、標的機能分子のプロファイリング及びバリデーションの実施、HTS、構造最適化、非臨床試験等を切れ目なく支援します。
また、創薬総合支援事業(創薬ブースター)によって得られた成果については、確実に医薬品としての実用化につなげるため、創薬事業部が製薬企業等への導出等に係る支援を行います。

*本事業では、大学等で生み出された基礎研究の成果を製薬企業等による本格的な研究開発に橋渡しすることを目指していることから、支援テーマの選定や出口戦略の策定に当たっては、原則、製薬企業等への導出を重視しています。
また、研究開発の実施にあたっては、創薬事業部に在籍する、製薬企業等で豊富な経験を積んだ創薬コーディネーターが産業界の要求水準を踏まえて研究者と共に策定した研究開発計画や助言にそって進められます。

事業の案内ページ

対象者

  • 国内の大学や公的研究機関等で雇用され、創薬研究に取り組んでいる研究者で創薬シーズを保有している方

募集期間

通年 ※例年3月下旬、9月下旬に提案書をとりまとめて評価しています。
(令和6年春のシーズ提案書とりまとめ日:令和6年3月28日(木))

支援開始までのスケジュール

提出いただいたシーズ提案書について、創薬の実用化の観点から様々な科学的評価を実施し、支援対象を決定します。
評価は年に数回まとめて実施しており、例年の評価スケジュールは下記のとおりです。
提案書は通年で受け付けておりますので、提出頂いた時期を踏まえ、いずれかの評価スケジュールにそって評価を行います。

  1回目(春) 2回目(秋)
①提案書とりまとめ 3月下旬 9月下旬
②面談(提案内容の詳しいお話を伺う場合) 5月上旬~下旬 10月下旬~11月中旬
③評価・面談結果のお知らせ 6月下旬頃から順次 12月初旬頃から順次
④研究計画策定・契約手続き等 ③の後、順次 ③の後、順次
⑤支援開始(予定) 10月上旬 翌年4月上旬

シーズ提案の評価について

創薬総合支援事業(創薬ブースター)では、以下のフロー及び観点に基づきシーズ提案の評価等を行い、支援テーマを選定しています。なお、上述のとおり、年に数回とりまとめて評価を行っていますが、予算に応じて1回あたり10~20課題程度を支援テーマとして選定しています。

(参考:過去のとりまとめにおける各件数)

とりまとめ時期 評価数 ヒアリング数 支援テーマ数
令和5年 秋 62件 24件 15件
令和5年 春 58件 24件 13件
令和4年 秋 68件 34件 20件

創薬ブースターの事業概要に係る説明動画

創薬ブースター紹介動画、及び創薬ブースターの事業概要に係る説明動画を掲載いたしました。

また、本事業に関し、お問い合わせの多い質問と回答を掲載しております。
ご質問等ございましたら、基本情報欄に記載のお問い合わせ先にE-mailにてお問い合わせください。

創薬ブースター紹介動画
(創薬ブースターの広報活動・情報発信拠点の役割を担う東京大学AMEDiD3キャタリストユニットの動画にリンクします)

創薬ブースターの事業概要に係る説明動画
 ※ AMED公式YouTubeチャンネル(以下をクリックすると動画が始まります)
   ①AMED iD3と創薬ブースターの概略
       ②AMED創薬ブースター支援内容と実績
       ③AMED創薬支援ネットワークと支援機能強化

「AMED創薬ブースター説明会」開催のお知らせ

創薬ブースター事業に関する説明会を、令和6年1月25日(木)及び2月14日(水)に、Zoomウェビナーによるオンライン配信にて実施します。詳細は以下をご覧ください。(終了しました。)

なお、大学等の施設単位で実施する創薬ブースターの事業概要に係る説明会も承っておりますので、ご希望があれば、上記お問い合せ先までE-mailにてご連絡ください。

応募方法

シーズ提案に際しては、下記「資料」欄に掲載の資料をご確認ください。
「創薬ブースターのシーズ提案のご案内」「創薬シーズ提案書作成上の留意点」を参照の上、「創薬シーズ提案書」を下記の提出書送付先にご提出ください。

提案書送付先

国立研究開発法人日本医療研究開発機構 創薬事業部 創薬企画・評価課
送付先メールアドレス:id3info"AT"amed.go.jp
※"AT"の部分を@に変えてください。

「資料」欄に掲載の資料をご覧いただいた上でシーズ提案に関してご不明な点がございましたら、シーズ提案書の提出前に創薬事業部の創薬コーディネーターにご相談いただくことが可能です。下記の「シーズ提案前相談実施要領」を参照の上、「シーズ提案前相談申込書」を上記の提案書送付先にご提出ください。なお、シーズ提案書の添削や採択に有利になるような助言は行えません。また、シーズ提案前相談実施の有無自体が、シーズ評価に影響することはございません。

※多数のお申し込みがあった場合には、シーズ提案書のとりまとめ日までに面談を実施できない可能性がございますのでご了承ください。

創薬ナビについて

シーズ提案に限らない、保有する創薬シーズを実用化するための相談については、創薬ナビにて豊富な経験を持つ創薬事業部の創薬コーディネーターが、無料で戦略的相談(研究計画、出口戦略、知的戦略等)及び応用研究(探索研究から非臨床試験まで)に関わる技術的相談に応じておりますのでご活用ください。

資料

※創薬シーズ提案書様式は、令和6年4月より新様式となっております。旧様式でご提出いただいた場合には新様式への転記をお願いする場合がございますのでご留意ください。

掲載日 令和6年4月1日

最終更新日 令和6年4月1日