公募情報 若手あり 平成28年度 「次世代がん医療創生研究事業」に係る公募(1次公募)について
更新履歴
1月15日追記:公募内容に関するFAQを掲載しました。下記「FAQ(主なもの)」をご覧ください。
基本情報
公募の段階 | 公募 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | がんに対応した研究 |
公募締め切り | 平成28年2月3日(水) 正午:サポート機関 |
お問い合わせ先 |
|
公募内容
本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。各公募研究開発課題の詳細は公募要領を参照ください。
①公募課題数等
種別 | 体制 | 研究期間 | 公募課題数 | 金額(千円) (1課題あたり、間接経費含む) |
---|---|---|---|---|
サポート機関 | - | 3年度※1 | 1 | 80,000~100,000 |
技術支援班 | - | 3年度※1 | 1 | 500,000程度 |
標的探索研究※3 | ユニット型 | 2年度 | 2次公募時に決定 | 10,000~30,000 |
若手育成枠 | 2年度 | 2次公募時に決定 | 10,000程度 | |
応用研究 | ユニット型 | 3年度※2 | 35~60 | 20,000~40,000 |
チーム型 | 3年度※2 | 3~9 | 100,000~200,000 |
- ※1
- 事業開始3年度目に評価を実施し、研究支援を継続することが適当であると評価された場合、4年度目以降に継続されます。
- ※2
- 事業開始3年度目にステージゲート評価を実施し、特に研究を継続することが適当であると評価された研究開発課題に限り4年目度以降に継続される場合があります。
- ※3
- 標的探索研究タイプは、平成28年3月下旬頃に2次公募として募集することを予定しています。
②サポート機関、技術支援班
課題 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
サポート機関 | 本事業を機動的かつ円滑に運営するためのサポート
|
1 |
技術支援班 | がん研究に必要な専門的技術の提供
|
1 |
③応用研究タイプ
体制 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
チーム型 | 公募はありません | 0 |
ユニット型 | (ア)がんの代謝特性を標的にした治療法の開発 (イ)がん関連タンパク質の相互作用・転写後調節・翻訳後修飾を標的とした治療法の開発 (ウ)がんの分化異常を標的とした革新的治療法の開発 (エ)細胞周期及び染色体構造を標的とした治療法の開発 (オ)がんの細胞死誘導機構を利用した革新的治療法の開発 (カ)支持療法の開発を目指した腫瘍随伴症候群の原因の解明と治療法の開発 |
10~15 |
体制 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
チーム型 | (ア)DDSや放射線治療等を含めた先端的創薬技術開発を応用した治療法の開発 (イ)異分野先端技術融合による画期的薬効評価システムの構築による治療法の開発 |
1~3 |
ユニット型 | (ウ)がん微小環境のネットワーク撃滅を実現する標的分子群の同定に基づく治療法の開発 (エ)がん間質との相互作用等におけるタンパク質相互作用を標的とした治療法の開発 (オ)残存病変、転移・再発巣を制御する治療法の開発 |
5~10 |
体制 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
チーム型 | (ア)がん細胞の遺伝子変異情報とがん組織の免疫環境情報を利用した患者個人の免疫反応に基づく効果予測診断法の確立 | 1~3 |
ユニット型 | (イ)効率的なネオアンチゲンスクリーニング法の開発 (ウ)がん細胞と周辺組織の免疫環境解析を基軸とした特異的標的分子群の研究 (エ)免疫抑制の制御法や免疫賦活因子の探索とそれを標的とする治療法の開発 |
5~10 |
体制 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
チーム型 | 公募はありません | 0 |
ユニット型 | (ア)がんの易罹患性・早期診断バイオマーカーの開発 (イ)抗がん剤等の副作用又は効果予測診断法の開発 (ウ)血中循環腫瘍細胞の捕捉と解析によるがん診断法の開発 (エ)がんの分子病態解明と分子イメージング技術を融合したがん診断法の開発 |
10~15 |
体制 | 研究テーマ | 新規採択課題予定数 |
---|---|---|
チーム型 | (ア)がん細胞ゲノム、エピゲノムに蓄積する変異の不均一性の研究 (イ)家族性がんの原因・発症機構の研究 |
1~3 |
ユニット型 | (ウ)がん細胞の特性理解に基づく新たながん克服法の開発 (エ)がん細胞と微小環境の相互作用の解明に基づく新たな治療標的の研究 (オ)がん細胞の不均一性等に対応した転移・再発・治療抵抗性がんの治療標的の研究 (カ)腫瘍内不均一性を生み出すがんの進化原理についての研究 |
5~10 |
事業概要
次世代がん医療創生研究事業は、次世代のがん医療の創生に向け、がんの生物学的特性の解明に迫る研究と、がん患者のデータに基づいた研究及びこれらの融合研究を推進することにより、革新的な治療薬や診断・予防のためのバイオマーカー等の開発・実用化を目的とした研究の加速化を目指します。
応募資格者
本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う能力を有する研究者(「研究開発代表者」)とします。
公募期間
平成27年12月25日(金) ~ 平成28年2月3日(水)
正午:サポート機関
平成27年12月25日(金)~ 平成28年2月9日(火) 正午:技術支援班、応用研究タイプ
公募説明会
平成28年1月13日(水)に合同説明会を開催します。
説明会の詳細については、以下のリンクをご覧ください。
応募方法
AMEDホームページより提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードの上、公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。
詳細は公募要領「Ⅱ.応募に関する諸条件等、Ⅲ.公募・評価の実施方法」を参照ください
詳細は公募要領「Ⅱ.応募に関する諸条件等、Ⅲ.公募・評価の実施方法」を参照ください
応募先
FAQ(主なもの)(※1月15日追加)
問い合わせ内容 | 回答 |
---|---|
Q1.ユニット型の研究開発分担研究者は1名に限定しているか。2名以上の場合はチーム型に応募すべきか。 | A1.研究開発分担研究者の人数は限定していません。2名以上でも可能です。 |
Q2.企業は参加して良いか。 | A2.企業の参加は可能ですが、企業が実施すべき研究に対して国費をお出しすることは想定していません。提案書「10.企業との共同研究の有無」に共同研究状況の詳細をご記入頂いた上で、評価します。 |
Q3.研究期間は3年度とあるが、提案書では経費やスケジュールを6年分記載する様式になっている。6年分記載しなければならないか。 | A3.4年度目以降の研究継続をご希望の場合は、見込みで記載してください。なお、採択後、改めて研究継続のご意向について確認させて頂きます。 |
Q4.1次公募と2次公募の両方に研究開発代表者として応募することは可能か。 | A4.応募可能です。但し、1次公募(応用研究タイプ)と2次公募(標的探索研究タイプ)は研究開発フェーズが異なるため(公募要領P3参照)、同一研究課題での応募は想定していません。また、研究費の過度な集中についても考慮して評価を行います。 |
Q5.採択後、契約締結前に研究計画書を作成する段階で、応募書類に記載していなかった研究開発分担者を研究計画書に追加することは可能か。 | A5.採択後、応募書類に記載していなかった研究分担者を追加することは原則不可ですが、AMEDが必要と判断した場合は追加が可能となります。なお、契約締結後、研究開発分担者を追加する場合は、別途手続きが必要になります。 |
Q6.サポート機関と技術支援班の双方に同一の者が応募可能か。 | A6.研究開発代表研究者は1課題にしか応募できませんが、ともに分担者でしたら応募可能です(下表「研究者の重複制限について」参照)。 |
|
サポート機関 |
技術支援班 |
チーム型 |
ユニット型 (応用研究タイプ) |
|||||
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研究開発 代表者 |
研究開発 分担者 |
研究開発 代表者 |
研究開発 分担者 |
研究開発 代表者 |
研究開発 分担者 |
研究開発 代表者 |
研究開発 分担者 |
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サポート機関 |
研究開発 代表者 |
|
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
研究開発 分担者 |
× |
|
× |
〇 |
× |
× |
× |
〇 |
|
技術支援班 |
研究開発 代表者 |
× |
× |
|
× |
× |
× |
× |
× |
研究開発 分担者 |
× |
〇 |
× |
|
× |
× |
× |
○ |
|
チーム型 |
研究開発 代表者 |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
研究開発 分担者 |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
|
ユニット型(応用研究タイプ) |
研究開発 代表者 |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
研究開発 分担者 |
× |
〇 |
× |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
※サポート機関・技術支援班…研究開発代表者は重複できないが、研究開発分担者としての参画は可能とする。
資料
関連リンク
掲載日 平成27年12月25日
最終更新日 平成28年1月15日