公募情報 若手あり 平成28年度 「脳科学研究戦略推進プログラム」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | 精神・神経疾患に対応した研究 |
公募締め切り | 平成28年1月25日(月) 13時00分必着 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
本公募要領に含まれる公募対象となっているのは次の2研究開発プロジェクトです。
- 臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(以降「融合脳」)
- BMI技術と生物学の融合による治療効果を促進するための技術開発(以降「BMI技術拡充」)
各研究開発プロジェクトの公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。詳細は公募要領を参照してください。
融合脳
公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 (平成28年度) |
研究開発 実施予定期間(*) |
採択予定件数 | |
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➀ | 認知症等の克服に関する研究
「認知症(アルツハイマー型、前頭側頭葉型、レヴィー小体型、脳血管性等)を中心とする神経変性疾患の鑑別、病態、早期診断技術及び革新的治療・予防法の開発」
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項目a~d(注1)の組み合わせによります。
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原則として5年間(平成28年度~平成32年度) | 10~20グループ程度 |
➁ | 発達障害・統合失調症等の克服に関する研究
「発達障害・統合失調症・てんかん等の鑑別、病態、早期診断技術及び新しい疾患概念に基づいた革新的治療・予防法の開発」
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➂ | うつ病・双極性障害等の克服に関する研究
「うつ病、双極性障害を含む気分障害などの鑑別、病態、早期診断技術及び新しい病態概念に基づいた革新的治療・予防法の開発」
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➃ | リソースの整備・普及のための研究 | 5千万円以内/グループ | 原則として5年間(注2)(平成28年度~平成32年度) | 0~2機関(グループ)程度 |
➄ | 目標達成型探索的研究(注3)
精神・神経疾患の診断、治療をターゲットとした以下の➄-1~➄-4の探索的な研究を実施。
➄-1:認知症等の克服に関する研究 ➄-2:発達障害・統合失調症等の克服に関する研究 ➄-3:うつ病・双極性障害等の克服に関する研究 ➄-4:➄-1~➄-3の領域横断的な研究のうち新たな視点で挑戦的に研究し、診断、治療に役立てることを明確にする研究 |
1.5千万円以内/グループ | 原則として5年間(平成28年度~平成32年度) | 0~7機関(グループ)程度 |
(*) 3年目に中間評価、5年目に事後評価を実施します。
- (注1)項目a~dについて
- 融合脳1.➀~➂については、下記の項目a~dを目的として含むグループを構成し、提案してください。グループ代表研究機関はcもしくはdのどちらかまたは両方を主目的としてください。代表研究機関又は分担機関はaを必ず含めてください。bについては、必須ではありません。詳細は公募要領の8ページをご覧下さい。
- 鑑別・診断・治療・予防法の開発のための発症メカニズムの探究
- 病態モデル動物開発と創薬への応用
- 早期診断技術の開発
- 革新的治療技術の開発
- (注2)
- 1年目ないし3年目の進捗状況評価等で、以後の継続を決定します。
- (注3)
- 代表研究者は、若手(男性40才未満、女性45才未満:平成28年4月1日現在)研究者としてください。
公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 (平成28年度) |
研究開発 実施予定期間(*) |
採択予定件数 | |
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➀ | 臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服に当たり、ヒトを対象とする研究が主体となるため、生命倫理課題の問題に迅速に対処する体制を整備 | 5千万円以内/グループ | 原則として5年間(平成28年度~平成32年度) | 0~1機関(グループ)程度 |
BMI技術拡充
公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 (平成28年度) |
研究開発 実施予定期間(**) |
採択予定件数 | |
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➀ |
機能回復バイオマーカーの開発 |
5千万円以内/グループ |
原則として2年間 (平成28年度~平成29年度) |
2~4グループ程度 |
➁ |
神経回路システムの再生 |
(**) 2年目に事後評価を実施します。
※本公募は、平成28年度予算の国会での成立を前提としているため、2016年(平成28年)4月1日までに政府予算が成立しない場合は契約内容について別途協議することになります。
事業概要
脳は、人間が人間らしく生きるための根幹をなす「心」の基盤であり、その研究は、人文・社会科学と融合した新しい人間の科学を創出し、これまでの科学の枠組みを変える可能性を秘めている意義の高い取組です。
脳科学研究は、脳の発達障害・老化の制御機構や精神・神経疾患の病因の解明、予防・治療法の開発につながるとともに、失われた身体機能の回復・補完を可能とする技術開発にもつながることから、医療・福祉の向上に最も貢献できる研究分野の一つであると考えられます。また、記憶・学習のメカニズムや脳の感受性期(臨界期)の解明等により、教育等における活用も期待されるなど、社会的意義も大変高い取組です。
さらに、高齢化、多様化、複雑化が進み、様々な課題に直面している現代社会においては、その課題の克服に向けて、科学的・社会的意義の高い脳科学に対する社会的な関心と期待が急速に高まっています。
これらの社会的状況を鑑み、平成26年度までは文部科学省、平成27年度からはAMEDが、「社会に貢献する脳科学」の実現を目指し、社会への応用を見据えた脳科学研究を戦略的に推進するために成果を社会に還元することを目指して、本プログラムを実施しています。
脳科学研究は、脳の発達障害・老化の制御機構や精神・神経疾患の病因の解明、予防・治療法の開発につながるとともに、失われた身体機能の回復・補完を可能とする技術開発にもつながることから、医療・福祉の向上に最も貢献できる研究分野の一つであると考えられます。また、記憶・学習のメカニズムや脳の感受性期(臨界期)の解明等により、教育等における活用も期待されるなど、社会的意義も大変高い取組です。
さらに、高齢化、多様化、複雑化が進み、様々な課題に直面している現代社会においては、その課題の克服に向けて、科学的・社会的意義の高い脳科学に対する社会的な関心と期待が急速に高まっています。
これらの社会的状況を鑑み、平成26年度までは文部科学省、平成27年度からはAMEDが、「社会に貢献する脳科学」の実現を目指し、社会への応用を見据えた脳科学研究を戦略的に推進するために成果を社会に還元することを目指して、本プログラムを実施しています。
事業の案内ページ
応募資格者
公募要領で定める条件を満たす研究機関
(公募要領「Ⅲ.応募に関する諸条件等 1.本事業の応募資格者」等を参照)
(公募要領「Ⅲ.応募に関する諸条件等 1.本事業の応募資格者」等を参照)
公募期間
平成27年12月25日(金) ~ 平成28年1月25日(月)
13時00分必着
※書面評価およびヒアリング評価の日程は公募要領「Ⅴ.募集・選考の実施方法」等をご覧下さい。
公募受付は平成27年12月25日(金)からです。
公募受付は平成27年12月25日(金)からです。
公募説明会
応募方法
資料
関連リンク
掲載日 平成27年12月21日
最終更新日 平成27年12月21日