公募情報 令和2年度 「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的 |
分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和2年度「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」について、課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。
研究開発領域「プロテオスタシスの理解と革新的医療の創出」
(プロテオスタシス 研究開発領域)
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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神経変性疾患におけるアグリゲーションと翻訳の陰陽 | 岩崎 信太郎 | 理化学研究所 | 主任研究員 |
タンパク質の交通が制御するミトコンドリアプロテオスタシスの解明 | 遠藤 斗志也 | 京都産業大学 | 教授 |
細胞質における糖鎖生物学-細胞恒常性維持の包括的理解を目指して | 鈴木 匡 | 理化学研究所 | 主任研究員 |
翻訳後修飾によるオルガネラ・ホメオスタシスの分子機構と生理作用の解明 | 松田 憲之 | 東京都医学総合研究所 | プロジェクトリーダー |
組織特異的小胞体ストレス応答の分子機構に基づくヒト慢性疾患治療戦略の創出を目指した研究 | 森 和俊 | 京都大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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相分離を介するプロテオリシス制御化合物 | 有本 博一 | 東北大学 | 教授 |
新生ポリペプチド鎖の品質管理から理解するオルガネロスタシス -新たな疾患治療戦略の創出を目指した分子基盤の構築- | 井澤 俊明 | 東北大学 | 助教 |
リボソームの細胞種類特異的なプロテオスタシスの理解と新規疾患発症機構の解明 | 岩崎 未央 | 京都大学 | 特定助教 |
超高感度・絶対定量グライコーム解析法の開発および組織微小環境における糖鎖修飾恒常性の理解と医療応用 | 川井 隆之 | 理化学研究所 | 研究員 |
成体神経幹細胞の機能維持におけるプロテオスタシス制御 | 小林 妙子 | 京都大学 | 助教 |
精神疾患関連分子ポリシアリル化NCAMを利用した診断および治療に向けた基盤的研究 | 佐藤 ちひろ | 名古屋大学 | 教授 |
プロテアソーム定量・摂動技術確立によるプロテオスタシスダイナミクスの理解 | 濱崎 純 | 東京大学 | 助教 |
相分離によるオートファジーの駆動原理 | 藤岡 優子 | 微生物化学研究会 | 上級研究員 |
ジストログリカンの糖鎖伸長終結因子グリセロールリン酸による生理的調節機能とがん悪性化機構に関する研究開発 | 矢木 宏和 | 名古屋市立大学 | 講師 |
研究開発領域「健康・医療の向上に向けた早期ライフステージにおける生命現象の解明」
(早期ライフ 研究開発領域)
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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エピゲノム不安定性の機構とAYA癌予防戦略の解明 | 牛島 俊和 | 国立がん研究センター | 分野長 |
生活習慣病予防に働く早期ライフステージの生活環境記憶の解明 | 酒井 寿郎 | 東北大学 | 教授 |
環境変化誘発性精神・神経疾患の発症共通原理の解明ならびに完全非侵襲的細胞置換による治療法の創出 | 中島 欽一 | 九州大学 | 教授 |
母体腸管由来因子による代謝・免疫系のインプリンティング機構の解明 | 長谷 耕二 | 慶應義塾大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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発生期環境による寿命制御機構の解明 | 小幡 史明 | 東京大学 | 講師 |
頑健なデータ駆動形エピゲノム解析を実現する情報解析システムの構築 | 中戸 隆一郎 | 東京大学 | 講師 |
霊長類における着床後胚発生研究の基盤創出 | 中村 友紀 | 京都大学 | 特定助教 |
新生児の呼吸パターン成立に対する機械受容感覚神経の寄与の研究 | 野々村 恵子 | 基礎生物学研究所 | 助教 |
早期ライフステージにおける前頭前野の髄鞘形成は社会性を制御するのか? | 牧之段 学 | 奈良県立医科大学 | 准教授 |
早期ライフステージの脳内免疫細胞から紐解く正常脳形成と中枢性疾患発症 | 増田 隆博 | 九州大学 | 助教 |
母性リボソームの品質管理不全による貧血発症機構の解明 | 三嶋 雄一郎 | 京都産業大学 | 准教授 |
必須脂肪酸の母子間追跡と時空間的操作による精神発達基盤の解明 | 柳田 圭介 | 国立国際医療研究センター | 上級研究員 |
冬季適応生存戦略に発達期環境が影響を及ぼす分子機序の理解 | 山口 良文 | 北海道大学 | 教授 |
環境要因によって誘導される疾患表現型の多様性の解析 | 吉田 圭介 | 理化学研究所 | 開発研究員 |
研究開発領域「生体組織の適応・修復機構の時空間的解析による生命現象の理解と医療技術シーズの創出」
(適応・修復 研究開発領域)
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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脳卒中・認知症の完全回復に向けた持続可能な神経回路の再構築を実現する治療開発 | 七田 崇 | 東京都医学総合研究所 | プロジェクトリーダー |
加齢造血変化をもたらす代謝リプログラミングの解明と回復技術開発 | 田久保 圭誉 | 国立国際医療研究センター | プロジェクト長 |
ヒト肝オルガノイドモデルを用いた内分泌系の破綻と炎症・線維化機構の解明 | 武部 貴則 | 東京医科歯科大学 | 教授 |
疾患脂質代謝に基づく生体組織の適応・修復機構の新基軸の創成と医療技術シーズの創出 | 村上 誠 | 東京大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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腸管神経機能を介した腸内環境変化に伴う適応・修復機構の時空間的解析 | 石亀 晴道 | 理化学研究所 | 上級研究員 |
造血幹細胞を中心とした多細胞間の適応・修復ネットワークの解明と制御 | 井上 大地 | 神戸医療産業都市推進機構 | 上席研究員 |
細胞代謝が規定するマクロファージの多様性に基づく筋修復メカニズムの解明 | 大石 由美子 | 日本医科大学 | 大学院教授 |
粘膜修復・線維化の起点となる間葉系ー神経系相互作用の解明 | 倉島 洋介 | 千葉大学 | 准教授 |
細胞間相互作用テンポラルネットワーク解析による線維化肺修復機構の解明 | 七野 成之 | 東京理科大学 | 助教 |
重炭酸イオンがシグナル伝達分子として引き起こす時空間作用 ー 脳内微小環境(NVU)の修復機構の解明 | 城(渡辺) 愛理 | 順天堂大学 | 助教 |
活性化アストロサイトが示す超少数の「隠れた」組織損傷・修復反応場の解析 | 洲崎 悦生 | 東京大学 | 准教授 |
酸素空間による心臓線維化誘導機構の解明と治療法開発 | 武田 憲彦 | 自治医科大学 | 教授 |
胆汁輸送路を備えた肝オルガノイドを用いた胆汁うっ滞性肝障害モデルの構築と疾患発症機序の解明 | 谷水 直樹 | 札幌医科大学 | 准教授 |
異常細胞の除去・修復応答に関わる多細胞ネットワークの解明と制御 | 諸石 寿朗 | 熊本大学 | 教授 |
※ 課題評価の質の一層の向上を図るとともに、研究開発環境の国際化に貢献するため、各研究開発領域のユニットタイプ(AMED-CREST)の事前評価の過程に海外研究機関所属の研究者を加えております。
評価経過情報
公募期間 | 令和2年3月24日(火)~令和2年5月12日(火)正午(日本時間) |
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会合審査日・面接 (ヒアリング審査)実施日 |
研究開発領域「プロテオスタシスの理解と革新的医療の創出」 研究開発領域「生体組織の適応・修復機構の時空間的解析による生命現象の理解と医療技術シーズの創出」 |
プロテオスタシス | 早期ライフ | 適応・修復 | ||||
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AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | |
申請数 | 41 | 96 | 39 | 98 | 39 | 146 |
書面審査通過数 | 10 | 17 | 9 | 24 | 9 | 20 |
採択数 | 5 | 9 | 4 | 10 | 4 | 10 |
掲載日 令和2年9月28日
最終更新日 令和2年9月28日