公募情報 令和7年度 「医療機器等研究成果展開事業 開発実践タイプ」に係る公募について

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用
分野 医療機器・ヘルスケアプロジェクト
公募締め切り 令和7年1月28日(火) 12時00分 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理になるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課
医療機器等研究成果展開事業
事業担当:関根、片岡、牛山、才川
TEL: 03-6870-2213
E-mail: amed-sentan"AT"amed.go.jp
備考:
(E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください)

公募内容

医療機器等研究成果展開事業では、「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」(令和4年5月31日閣議決定)等に基づき、革新的・独創的で多様な技術シーズの基礎・応用研究開発を支援します。また、研究開発の初期段階から実用化に必要なコーチングを導入し、基礎から実用化までの研究開発が切れ目なく行われるよう、AMEDの他の事業との連携のもと医療機器・システム開発を推進し、早期の実用化を目指します。
医療機器等研究成果展開事業 開発実践タイプ(以下「本タイプ」という。)の目的は、アカデミア、企業及び臨床医の連携を通じて、研究者が持つ独創的な技術シーズを活用した、「新しい」予防、診断、治療を可能とする革新的な医療機器・システムの開発です。開発した医療機器・システムは製造販売企業へ導出して実用化を図るとともに、世界の医療の革新のために、米国等の先進国を含む海外市場への展開を見据えることとします。
本タイプの開発対象は、医療機器としての診断機器、治療機器、予防的介入を目的とした機器等です。

公募開発対象
(応募区分)

本タイプでは、医療上の課題を解決する技術シーズであることを要件とする。下記について、提案時の想定として該当する項目を選択すること。ただし、いずれを選択しても採択審査には影響せず、あくまでも出口を見据えた医療機器開発のイメージを有しているかを測るものとする。なお、過去に「先端計測分析技術・機器開発プログラム」または「医療機器等研究成果展開事業 開発実践タイプ」の支援を受けたシーズやその改良品は応募不可とする。
社会の変化(ニーズ面)と要素技術の変化(シーズ面)に対応した医療のあり方の変化を整理し、設定した医療機器開発の注目領域に係る区分(公募要領 第2章2.3の表2を参照のこと)
(A) 身体機能の補助強化
(B) 次世代の担い手を育む成育サイクルへの対応
(C) 循環器・糖尿病などの生活習慣病への対応
(D) ソフトウェアを用いた診断・治療の実現 (SaMD等)
(E) 遠隔・在宅診断・治療への対応
(F) 従来にはない革新的な治療や低侵襲治療の実現
(G) 従来にはない革新的な診断や高度化・簡素化された画像・光学診断の実現

研究開発実施期間 3年以内(原理検証1~2年度目+要求仕様決定3年度目)
研究開発目的

アカデミア、企業及び臨床医の連携を通じて、研究者が持つ独創的な技術シーズを活用した、「新しい」予防、計測、診断、治療を可能とする革新的な医療機器・システムの開発を目指す。AMEDの他事業との連携を強化し、効率的な研究開発を推進する。

研究開発目標 【原理検証フェーズ】
要素技術の原理を検証し、開発する医療機器・システムのコンセプト及び性能を決定する。
  • 医療現場等のニーズを満たす医療機器の開発に必要な技術シーズについてヒトへの応用可能性が見極められる手法等を用いて原理を検証する。
  • 開発する医療機器・システムのコンセプト及び性能を確認できる原理検証機※1を作製し確認する。
【要求仕様決定フェーズ】
医療現場等のニーズ及び要求仕様を満たした検証機を完成する。
  • 初号機を作製し、ヒトへの応用可能性が見極められる手法等を用いて医療機器・システムとしての有用性と性能を検証する。課題終了時には検証機において医療現場等のニーズ及び要求仕様を満たしていることを検証し完成する。
研究開発内容 <治療・予防的介入>
将来の革新的な治療・予防につながる技術・機器及びシステムの開発
<診断>
同定されているターゲット(マーカーや症状)を測定するための診断技術・機器及びシステムの開発
<計測分析技術> 
今までに知られていないターゲット(マーカーや症状)を解明するための計測分析技術・機器及びシステムの開発
チーム構成
  • アカデミア、企業及び臨床医※2が参画した開発チームを編成する。
  • 2年度目のステージゲート(中間評価)報告書提出時までに、現在「医療機器製造販売業を有した企業に所属し、クラスⅡ以上の医療機器を市場に出した事業化経験のある者」がサブリーダーであることを必須とする。また、3年度目はサブリーダーが「研究開発を牽引することを必須」※3とする。
  • 本タイプでは「アカデミア」と「企業」の中に「実用化担当者」を設定する。「実用化担当者」とは本タイプの実用化の推進を担う担当のこと。
  • 将来の医療機器開発を牽引する若手の研究者の応募を推奨する。
契約方式 AMED-代表研究機関は委託契約(単年度契約)
代表研究機関-分担研究機関は再委託契約(単年度契約)
新規採択課題 予定数 0~12課題
研究開発費の目安
(全額AMED支出)

1~2年度目:
1課題当たり年間20,000千円(上限)
3年度目:
1課題当たり年間
クラスⅡ 26,900千円(上限)
クラスⅢ 50,000千円(上限)
クラスⅣ 60,000千円(上限)
*1年度目のステージゲート通過課題に限り、2年度目の支援を継続する。
*2年度目のステージゲート通過課題に限り、3年度目の支援を継続する。
*本タイプは、クラス分類Ⅱ~Ⅳの医療機器開発を支援する。
*クラス分類は公募要領 第2章2.1の表1を参照のこと。
*2年度目のステージゲート時にクラス分類の確認をする。予めPMDAに確認すること。

※1 原理検証機は、開発する医療機器・システムのコンセプト及び性能が確認できるものであれば、素材や形態等は問いません。
※2 臨床医は、主務として医療機関に所属し、医療現場等でのニーズを把握し、技術・機器及びシステムの性能(開発目標値)へ反映する役割を果たすことができる方としてください。
※3 研究開発代表機関が企業の場合は、3年度目も研究開発代表機関が「研究開発を牽引すること」とする。

事業概要

本タイプの目標は、原理検証フェーズ(1~2年度目)で要素技術の原理を検証し、開発する医療機器・システムのコンセプト及び性能を決定することとします。要求仕様決定フェーズ(3年度目)では、医療現場等のニーズ及び要求仕様を満たした検証機の完成とします。

応募資格者

国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)とします。将来の医療機器開発を牽引する若手の研究者の応募を推奨します。詳細は、公募要領をご覧ください。

公募期間

令和6年12月27日(金) ~ 令和7年1月28日(火) 12時00分 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理になるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。

ヒアリング日程

ヒアリングを行う場合は、以下の日時を予定しております。
ヒアリング対象者には、別途通知しますので、申請者(研究開発代表者、及び、研究開発分担者(サブリーダー))は日程の確保をお願いいたします。なお、ヒアリング日時の指定、変更はできませんので、あらかじめご了承ください。
ヒアリング実施日(WEB開催):令和7年3月5日(水)~6日(木)

公募説明会

公募説明会は「公募説明動画」にて実施しています。ご不明な点及びご質問は「お問い合わせ先」へE-mailにてご連絡ください。

応募方法

研究開発代表者がe-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じて応募申請します。
公募要領をよく読み、応募書類に必要事項を漏れなく記載してe-Radから応募してください。

※e-Radへ入力申請するためには、「企業等」を含む全ての「研究開発分担者」の研究者番号が必要となります。新規の機関登録及び研究者番号の取得には2~3週間かかりますので、十分な時間的余裕をもって番号取得の準備を行ってください。

※研究開発代表者から所属機関にe-Radで申請した段階では応募は完了していません。所属機関の承認の手続を必ず行ってください。

応募先

資料

掲載日 令和6年12月27日

最終更新日 令和6年12月27日