公募情報 若手あり 令和5年度 「肝炎等克服実用化研究事業」に係る公募について
更新履歴
令和4年11月17日 【資料】に公募補足資料(1)を追加しました。
ヒト全ゲノムシークエンス解析を実施する場合は必ずご確認ください。
基本情報
公募の段階 | 公募 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,観察研究等,該当なし |
分野 | 疾患基礎研究プロジェクト,感染症 |
公募締め切り | 令和4年12月5日(月) 正午【厳守】 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。本公募は、「若手育成枠」、「若手研究者登用支援」の対象です。
各公募研究開発課題の詳細は公募要領を参照してください。
肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)
公募課題 番号 |
公募研究開発課題等 | 研究開発費規模 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
---|---|---|---|---|
101 | C型肝炎の治療後の病態解析とその長期経過・予後に関する研究 | 1課題当たり年間 23,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~2課題程度 |
102 | C型肝炎における薬剤耐性症例の病態変化及びその治療に関する研究 | 1課題当たり年間 23,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~1課題程度 |
103 | 小児のウイルス性肝炎の経過及び治療選択に関する研究 | 1課題当たり年間 10,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~1課題程度 |
104 | 肝硬変患者の重症度別のQOLと長期経過、予後及びその改善に関する研究 | 1課題当たり年間 10,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~1課題程度 |
105 | 肝線維化の非侵襲的評価法や肝線維化の機序解明及び肝硬変患者の治療法の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 18,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~4課題程度 |
106 | 非ウイルス性肝疾患(NAFLD/NASH等)の病態解明や発がん危険群の予測、治療等に関する研究 | 1課題当たり年間 18,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~3課題程度 |
107 | 経口感染によるウイルス性肝炎(A型及びE型)の感染防止、病態解明、治療等に関する研究 | 1課題当たり年間 15,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~1課題程度 |
108 | B型肝炎における病態進展抑制に資する研究 | 1課題当たり年間 38,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~3課題程度 |
109 | 肝炎医療の水準の向上に資する新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~3課題程度 |
110 | 【若手育成枠】肝炎医療の水準の向上に資する新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 8,000千円(上限) |
令和5年度4月(予定)~ 令和7年度末 |
0~3課題程度 |
海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)による査読についてのお知らせ
本事業では、課題評価の質の一層の向上を図るとともに、研究開発環境の国際化に貢献するため、海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)を事前評価の過程に加えることとしました。本公募の【若手育成枠】では、国際レビューアによる査読を行います。査読結果は、課題評価委員会における評価の参考資料として用います。
事業概要
本研究事業では、肝炎研究推進戦略で定められた成果目標の達成を目指し、肝炎に関する基礎から臨床研究等を一貫して総合的に推進します。 肝炎ウイルスの感染増殖複製機構の解明、病原性発現機序の解明等からウイルス性肝炎の新たな治療法や検査法の開発等につながる基礎データの獲得を目指します。また、ウイルス性肝炎についての基礎及び臨床データを収集・解析することで、病態進行の機序や因子を特定し、病態進行の抑制、予防につながる治療法の開発や、予後・QOL の向上につながる方策の構築、免疫学的手法を含む新規作用機序による治療薬の開発や感染予防方法の確立等を目指します。肝移植前後の症例や小児への最適な肝炎治療等についても研究を進めます。 B型肝炎の画期的な新規治療薬の開発を目指し、基盤技術の開発を含む創薬研究や、治療薬としての実用化に向けた臨床研究等を総合的に実施します。 代謝関連の肝疾患である非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の有病率は高いことが知られており、さらに一部が肝硬変、肝がんへ進行することが明らかになっています。わが国におけるNAFLD の現状や、NAFLD の病態、NAFLD から肝硬変、肝がんへの病態進展機序等を解明し、NAFLDに対する新規検査法や治療法等に関する研究を推進します。 未だ根治療法のない肝硬変の治療薬を開発するため、肝線維化や肝硬変への病態進行の機序を解明し、肝線維化を改善する治療法を研究し、細胞モデル、動物モデル等を使った実用性や有効性の検証を進めます。また、肝線維化の程度を正確に評価し、進行度に応じた適切な治療を行うための評価基準などを確立し、早期治療介入方法、早期診断法の開発を目指します。 平成28年度の肝炎対策基本指針の見直しにより、肝硬変、肝がんへの移行者を減らすことが、わが国の肝炎政策の目標として明確化されました。肝がんは再発率が高いため、一度根治に至っても再発を繰り返すなどした結果、長期予後が悪くなるという課題があります。そのため、肝発がん予防に加え、肝がん再発防止策の確立が急がれます。肝発がんや再発に寄与する因子に関する研究を進め、肝発がん機構を解明し、発がん・再発の予防薬・予防法及び、発がん・再発予知のための検査法・診断法等の開発を目指します。
事業の案内ページ
応募資格者
本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ などの責任を担う能力を有する研究者(研究開発代表者)とします(詳細は公募要領「第2章 応募に関する諸条件等」を参照ください)。
公募期間
応募方法
下記、「令和5年度公募に係る資料」より提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードの上、公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業の公募要領を参照ください。
応募先
資料
令和5年度公募に係る資料
掲載日 令和4年11月7日
最終更新日 令和4年11月17日