公募情報 令和3年度 「地球規模保健課題解決推進のための研究事業」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 臨床試験,治験,市販後,観察研究等 |
分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト |
公募締め切り | 令和3年3月31日(水) |
お問い合わせ先 |
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公募内容
日本医療研究開発機構(AMED)は、国際共同臨床研究を通じ、国際的に公衆衛生上大きな課題となっている疾病(新興・再興感染症、生活習慣病、母子保健など)の改善に向け、既に先進国等で有効性が実証されているものの低・中所得国で普及されていない予防・診断・治療法を活用し、世界の医療向上に貢献することを目指します。具体的には、予防・診断・治療にかかる医薬品・医療機器・医療技術等の、低・中所得国の患者に対する有効性、安全性、リスク・ベネフィット、投与法(使用法)等を評価・検証する国際共同臨床研究の提案を求めます。更に、研究を通じて現地適応性、医療コスト、持続発展可能性等についても調査し、将来的な実用化・事業化に向けた戦略も検討いただきます。
課題番号 | 分野等、公募研究開発課題名 | 1課題当たり年間 研究開発費の規模 (間接経費含まず) |
研究開発実施 予定期間 |
採択課題 予定数 |
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1 | 低・中所得国の健康・医療改善に向けた、医薬品・医療機器・医療技術等の海外での活用に向けた臨床研究 |
初年度と2年度目のみ |
最長4年 令和3年度~ 令和6年度 |
0~1 課題程度 |
※1 第一ステージ(初年度と2年度目)での成果について2年度目終盤に中間評価を行い、第二ステージ(3年度目以降)へ研究継続の有無について判断します。
事業概要
地球規模の保健課題は、母子保健や感染症等の従来の保健課題に加え、昨今、生活習慣病や高齢化なども 脆弱国が抱える新たな課題となり、保健医療ニーズの増加や多様化への対応が必要になっています。世界保健機関(WHO)のみならず、国連総会や G7 等の主要国際会合においても、しばしば保健課題が主要議題として扱われる等、国際社会においてその重要性が益々高まっています。また、「持続可能な開発目標(SDGs)」では、改めて保健分野のゴールが設定され、国際的な取組が一層強化されています。 一方我が国では、「健康・医療戦略」、「未来投資戦略2018」等、国際保健や医療の国際展開に関連する政府方針・戦略の策定が近年相次いでいます。これらの方針・戦略では、我が国が地球規模保健課題の取組みに貢献することが政策目標とされ、国際機関等との連携によるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)や健康安全保障の推進、健康・医療に関する国際展開の促進等が謳われています。本研究事業では、低・中所得国におけるSDGs の達成を実現するため、対象国において必要な医療技術の実用化に向けた臨床試験を行います。また、がんの予防・診断法の有効性を対象国において検証し、実装戦略を策定します。得られた成果は、世界保健機関(WHO)等における認証・規範設定や、各国での承認・保健医療施策策定に活用されることを目指します。
事業の案内ページ
応募資格者
- 公募要領「第2章 応募に関する諸条件等の「応募資格者」」の通りです。
- 応募者は、日本のアカデミアと企業(ベンチャー企業含む)が連携して、低・中所得国のアカデミアと共同研究チームを組んで、国際共同研究の提案を行うものとします。
公募期間
ヒアリング日程
- 令和3年5月下旬(予定)
※面接審査(ヒアリング審査)はWeb等による実施の場合があります。
公募説明会
新型コロナウィルス感染症リスクに鑑み、参加者皆様の感染予防の観点から、公募説明会は開催いたしません。
応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を通して応募してください。郵送、持ち込みは受け付けません。詳細は公募要領「第5章 提案書類等の作成・提出方法」をご参照ください。
※なお、応募にあたっては「研究開発代表者」および「研究開発分担者」が所属する研究機関がe-Radに登録されていることが必要となります。登録手続きに日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
資料
関連リンク
掲載日 令和3年2月5日
最終更新日 令和3年2月5日