開催案内
これまで、AMEDでは平成26(2014)年度に開始された「がん研究10か年戦略」に基づき、長期的視点を持って戦略的にがんの研究を推進してきました。世界のがん研究が大きな展開を遂げる中、免疫チェックポイント阻害剤などの新たな治療法の開発等を含め日本のがん研究も大きく進展し、大腸がん、肺がん、乳がんなどの主要がん種では5年生存率の延長など一定の成果が得られています。
一方で、膵臓がんをはじめとする難治性がんでは画期的な治療開発が進んでおらず、生存率にも大きな改善が見られていません。小児・AYA世代のがんや希少がんに対する治療法の開発等を含め、未だに課題が残されており、がん研究の更なる促進によりがんの予防や治療に役立つ技術開発の推進や医薬品・医療機器等の開発を進める必要があります。
このような中、今年度より、新しい「がん研究10か年戦略」が開始されました。これまでに得られた研究成果は、継続性をもって今後へつなげていくことが必要となります。そこで、 AMEDのがん研究支援のこれまでの成果、そして将来に向けての取組みについて、課題の成果発表を通して、患者さんや皆さまにお伝えする「AMEDがんシンポジウム」を開催いたします。
「がん分野の研究成果を聴くのは初めて」という方にも研究内容をわかりやすくご紹介しますので、ぜひご参加ください。
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名称
AMEDがんシンポジウム「しる×しる×みちる ~がん研究のこれまでとこれから~」
会期
令和6年6月15日(土)14時00分~16時30分
会場
オンライン開催(WEB配信)
- インターネットがご利用できる環境をご自身でご準備ください。
- スマートフォンからもご参加いただけます。
※オンラインでのスクリーンショット、録画、音声録音は堅く禁じております。
対象
一般の方
参加費
無料
参加申し込み
下記よりお申し込みください。
【参加申込フォーム】
※参加申込フォームよりお申し込みいただきますと、「登録完了メール」が送信されます。
※WEB参加用のURLは、開催直前になりましたら、事務局より送付いたします。
※参加申込フォームよりご記入いただいた個人情報は、下記事項に使用し、他の目的に使用することは一切ございません。
- 本シンポジウムの運営
- 今後AMEDが開催するがんシンポジウム関連のご案内
定員:500名程度(事前登録制)
プログラム
時間
(予定) |
プログラム |
14時00分~
14時03分 |
開会挨拶
中釜 斉(国立がん研究センター) |
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14時03分~
15時08分 |
「がん研究のこれまで」
座長:大津 敦(がん医療創生機構/国立がん研究センター) |
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成果発表①
「患者報告アウトカム(PRO)で目指す新たながん治療開発」
清田 尚臣(神戸大学) |
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成果発表②
「食道がん術前治療の開発 ~日本の標準治療を世界へ」
加藤 健(国立がん研究センター) |
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成果発表③
「がんの遺伝子変化を標的とする治療開発 ~肺がんにおける個別化医療の確立を目指して~」
後藤 功一(国立がん研究センター) |
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「がん研究のこれまで」まとめ
直江 知樹(名古屋医療センター) |
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15時08分~
15時23分 |
AMEDがん研究について
中釜 斉(国立がん研究センター)
堀田 知光(国立がん研究センター/名古屋医療センター)
芳賀 めぐみ(AMED) |
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15時23分~
16時28分 |
「がん研究のこれから」
座長:大島 正伸(金沢大学) |
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成果発表④
「健康保険で利用できる膵がん血液腫瘍マーカーの開発と膵がん検診への応用に向けて」
本田 一文(日本医科大学) |
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成果発表⑤
「小児がんに対する体にやさしい新たな治療法の開発を目指して」
滝田 順子(京都大学) |
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成果発表⑥
「最先端の免疫細胞療法で難治性がんに挑む」
玉田 耕治(山口大学) |
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「がん研究のこれから」まとめ
宮園 浩平(理化学研究所/東京大学) |
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16時28分~
16時30分 |
閉会挨拶
中釜 斉(国立がん研究センター) |
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リアルタイムアンケート
当日は、みなさまにご参加いただくリアルタイムアンケートを実施いたします。
是非、みなさまご参加ください!
終了後配信
当日の録画は、後日、YouTube「日本医療研究開発機構公式チャンネル」にて公開予定です。
お問い合わせ先