公募情報 平成30年度 「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 (2次公募)」に係る公募について

更新履歴

平成30年7月18日 参考資料として「公募に関するQ&A集」を掲載いたしました

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究
分野 医薬品創出
公募締め切り 平成30年8月3日(金) 正午
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 創薬戦略部医薬品研究課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 公募担当 渡部、中川、山田
住所: 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目7番1号 読売新聞ビル22階
E-mail: jisedai-med“AT”amed.go.jp
備考:
お問い合わせは必ずE-mailでお願い致します。
(E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください)
電話及びFaxでのお問い合わせは受け付けできません。

公募内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」において「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」について、平成28年3月から1次公募を行い、平成28年9月に12課題が事業を開始しました
(平成32年度終了予定、※ 関連リンクをご参照下さい。)

本公募では「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」の成果の最大化を目指し、研究開発を加速するための研究開発課題を追加募集いたします。

糖鎖は多様性に富んでいるとともに生体の状態を鋭敏に反映して変化することが知られており、薬物標的としての可能性が指摘されています。糖鎖創薬とは、糖鎖に着目した新しい創薬であり、①糖鎖とタンパク質の複合体が薬物標的となる、②糖鎖そのものが薬物となるあるいは薬物標的となる、③糖鎖と相互作用する酵素や糖鎖認識分子が薬物標的となる等が考えられます。

本課題では、抗体もしくは糖鎖標的捕捉因子を活用し、疾患との相関関係等を検証して発見された新たな糖鎖標的の創薬意義の解明を行います。また、創薬を念頭に糖鎖自体の機能解明から創薬意義解明を目的とした評価系構築に至る糖鎖創薬技術を積極的に取り入れることにより、革新的な糖鎖創薬研究の加速・充実を図ります。
詳細につきましては、本ホームページの下段の資料に掲載いたしました公募要領をご参照ください。

 

公募研究開発課題の概要は下表のとおりです。

公募課題番号 研究対象 応募形態 注) 研究開発費の規模 研究開発
予定期間
採択課題数
1 糖鎖標的等の創薬研究 複合型又は個別型 1課題当たり年間
10百万円程度
(間接経費を含まず)
平成30年度~
平成32年度
0~5
課題程度

注)本事業では、「複合型」及び「個別型」の2つのタイプの応募形態があります。

  • 「複合型」は、研究を実施する上で必要な複数の代表機関から構成される複合型組織による実施内容を提案してください。提案には各代表機関の役割や連携の内容を含めてください。各代表機関の研究開発代表者を代表する者が「応募課題代表者」となり、各代表機関の実施内容を取りまとめて提案書類を作成して応募してください。
  • 「個別型」は、研究に必要な施設・設備や技術を保有する代表機関が1機関で応募するものです。

いずれの応募形態で応募し採択された場合でも、共通の研究開発体制下(平成28年度「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」の研究開発体制下)で一体的な課題の実施が求められます。

事業概要

これまでの標的分子の探索においては、ゲノム科学が支援しやすいタンパク質に焦点が当てられてきました。しかし、生体のタンパク質の50%以上は糖鎖を持つ糖タンパク質と言われており、その糖鎖は多様性に富んでいるとともに、生体の状態や疾患に応じて、鋭敏に反映して変化することが知られています。そのため糖鎖は、予てより創薬標的としての可能性が指摘されていましたが、技術的なハードルが高いことからその可能性は十分に評価されるに至ってきませんでした。また、我が国はこれまでの糖鎖研究事業の成果として、レクチンアレイ技術や質量分析技術、糖タンパク質合成技術、糖鎖関連データベース、糖鎖遺伝子ノックアウトマウス技術など、世界レベルの基礎研究技術を開発してきたものの、これらの技術は創薬技術として統合されてこなかったため、これまでの創薬開発には十分に活用されてきませんでした。そこで本課題では国内の糖鎖に関する基礎研究技術を、創薬標的探索という方向に束ねて支援することにより、国際的にも競争力のある基盤技術を確立し、新たな創薬標的の探索手段の拡充を目指します。

応募資格者

本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う能力を有する研究者(「研究開発代表者」)とします(詳細は公募要領「Ⅱ.応募に関する諸条件等」を参照ください)。

公募期間

平成30年7月3日(火) ~ 平成30年8月3日(金) 正午

ヒアリング日程

ヒアリング審査は、平成30年9月20日(木)に行う予定です。
※必要に応じて実施いたします。

ヒアリング審査の対象となった場合は、複合型の場合は「応募課題代表者」、個別型の場合は「研究開発代表者」に対して、1週間前までに御連絡します。

応募方法

提案書類の様式等、応募に必要な資料は本ホームページの下段の資料よりダウンロードしてください。公募要領「Ⅲ.公募・選考の実施方法」に従って研究開発提案書等を作成の上、e-Radへのアップロードとともに印刷物の郵送による提出によりご応募ください。

応募先

資料

参考資料

掲載日 平成30年7月3日

最終更新日 平成30年7月18日