AMEDシンポジウム開催レポート AMEDシンポジウム2019開催レポート
日本医療研究開発機構(AMED)は、令和元年12月12日、13日の二日間、東京国際フォーラムにて、「AMEDシンポジウム2019」を開催しました。
医療分野の研究成果を一刻も早く実用化し、患者さんのもとに届ける―その使命を果たすため、AMEDは平成27年4月に発足からの5年間、様々な取り組みを実施してきました。
「AMEDシンポジウム2019」においては、「医療研究が未来を変える」をテーマに、大隅良典先生(東京工業大学)、本庶佑先生(京都大学)をはじめ、医療研究開発において世界をリードする方々にご講演頂くとともに、これまでのAMEDの活動や成果、今後の展望など、AMEDの様々な取り組みをわかりやすくご紹介しました。
2日間にわたるシンポジウムを、開催レポート(抄録)としてまとめました。是非ご覧ください。
プログラム一覧
各プログラムの青文字になっているところがレポートページへのリンクとなっています。(各講演者等について、敬称略、所属は開催当時)
開会挨拶 | 末松 誠(AMED 理事長) |
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ご挨拶 | 竹本 直一(健康・医療戦略担当大臣) |
基調講演 | 第2期健康・医療戦略に向けて 城 克文(内閣官房健康・医療戦略室 次長) |
招待講演① | 一基礎生物学者から AMEDに期待すること 大隅 良典(東京工業大学 特任教授) |
講演 | グローバルな人口遷移下の医療研究開発の方向性―データシェアリング:日本が明るくこれからの未来を乗り切るために― 末松 誠(AMED理事長) |
パネルディスカッション | これからのAMEDに期待すること 藤原 康弘 (医薬品医療機器総合機構 理事長) 中山 讓治(日本製薬工業協会 会長) 渡部 眞也(日本医療機器産業連合会 副会長) 伊藤 たてお(日本難病・疾病団体協議会 理事) 本田 麻由美(読売新聞 編集局生活部 次長) モデレータ:難波 吉雄(AMED 統括役) |
1日目クロージング | 梶尾 雅宏(AMED 理事) |
講演 | AMEDの5年間の歩み 梶尾 雅宏(AMED 理事) |
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AMED 成果報告① |
AMEDが果たす社会実装:がんゲノム医療をリードする東大オンコパネルの開発 間野 博行(国立がん研究センター 研究所長/がんゲノム情報管理センター長) |
AMED 成果報告②-1 |
ゲノム編集ツールCRISPR-Cas9の作動機構の解明と新規ツールの開発 西増 弘志(東京大学大学院理学系研究科 准教授) |
AMED 成果報告②-2 |
日本発!心臓病患者の未来を守る神経刺激カテーテルの開発 朔 啓太(州大学大学院医学研究院 循環器内科 特任講師) |
招待講演② | 癌・自己免疫・老化:PD-1スイッチによる疾患制御 本庶 佑(京都大学高等研究院 副院長/特別教授) |
AMED 成果報告③ |
IT/AI/ML Embedding:激動するIT(AI、ビッグデータ、IoT、5G)を如何に咀嚼するかが肝となる時代 喜連川 優(東京大学定量生命科学研究所 教授) |
AMED |
エピジェネティクス創薬の基盤となるクロマチン構造研究 胡桃坂 仁志(東京大学定量生命科学研究所 教授) 事業説明:中村 春木(AMED創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業 PS/国立遺伝学研究所) |
AMED 成果報告⑤ |
IRUD一未診断疾患から未来へのかけ橋一 水澤 英洋(国立精神・神経医療研究センター 理事長) |
AMED 成果報告⑥ |
脊髄損傷患者に対する新しい幹細胞製剤 本望 修(札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所 教授) |
閉会の挨拶 | 信濃 正範(AMED 執行役) |
ワークショップ
ワークショップ① | ライフステージとつながるデータ |
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ワークショップ② | 医療研究開発における患者・市民参画(PPI) |
ワークショップ③ | レギュラトリーサイエンス―医薬品の効率的な開発と安全な使用のために― |
ワークショップ④ | お悩み解決!認知症コホート・レジストリ研究の”あるある” |
ワークショップ⑤ | ゲノム医療研究におけるデータシェアリング |
ワークショップ⑥ | 新進気鋭の若手・女性研究者が見据える未来医療―AMED先端研究の今― |
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最終更新日 令和2年10月23日