バイオバンク連絡会 第1回 連絡会テーマ バイオバンクの国際規格文書案 ISO/TC276の概要について

開催概要

開催日時:平成29年8月1日(火)13時00分~15時00分

会場

読売新聞ビル20階 201会議室(東京都千代田区大手町1-7-1)

目的

2013年2月に設立され、2014年末から本格的に動き始めたISO/TC 276 "Biotechnology"(国際標準化機構 専門委員会276「バイオテクノロジー」)の成果物の一つとして、バイオバンクの国際規格文書案、ISO/DIS 20387が作成され、2017年7月20日から10月11日にかけてISO全加盟国による投票に掛かる。我が国の対処方針を決定するに当たっては、バイオバンクの関係者の意見を考慮することとしたい。そこで、本連絡会において、国際標準化の枠組みについて解説し、バイオバンクの国際規格文書案を紹介する。

なお、今後の日本の課題として、バイオバンクに対する国際規格文書が発行(遅くとも2018年半ばの予想)された後に、それをどのように生かして、日本でのバイオバンクの高度化と効率的なネットワーク構築を図るかという課題がある。今回の国際規格文書案への意見の収集は、日本のバイオバンクの実態を知る手段でもあり、今後の課題検討のための基礎資料の一つとなると考えているため、各バイオバンクの協力をお願いしたい。

演題・講師

  1. TC276の活動と、ISOの国際標準化とは?
    ISO/TC276国内委員会副委員長 柳田 豊 先生
  2. バイオバンキングにおける標準化とは何を意味するか?
    慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター教授 増井 徹 先生
  3. ISO/DIS20387への意見を得るための説明
    慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター教授 増井 徹 先生
  4. バイオバンクでの標準化の実際
    製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター産業連携推進課長 川崎 浩子 先生
    東北大学東北メディカル・メガバンク機構バイオバンク生命科学分野教授 峯岸 直子 先生

資料

  1. 「TC276の活動と、ISOの国際標準化とは?」
    ISO/TC276国内委員会副委員長 柳田 豊 先生
  2. 「バイオバンクの国際規格と連携施策」
    慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター教授 増井 徹 先生
  3. 「バイオバンクでの標準化の実際」
    「NITEバイオテクノロジーセンター(NBRC)でISO 9001の活用」
    製品評価技術基盤機構バイオバンクテクノロジーセンター産業連携推進課長 川崎 浩子 先生
    「東北メディカル・メガバンク機構 バイオバンク室におけるISO認証取得の経験」
    東北大学 東北メディカル・メガバンク機構バイオバンク生命科学分野教授 峯岸 直子 先生

YouTube映像

開催結果

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お問い合わせ先

宛先 バイオバンク連絡会事務局
Tel 03-6870-2228
E-Mail

genome-support“AT”amed.go.jp

備考

アドレスは“AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和元年12月24日