ゲノム・データ基盤事業部 ゲノム・データ研究開発課
概要
ゲノム・データ研究開発課では、ゲノムデータや健康・医療データの基盤構築および研究環境の整備を推進しています。具体的には、ライフステージを俯瞰した遺伝子変異・多型と疾患の発症に関する研究や、健康・医療データを活用したICTやAI等に関する研究等を支援し、疾患の発症・重症化の予防、診断、治療等の開発につなげることやその成果を社会実装することを目指しています。
事業一覧
お知らせ一覧
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令和6年7月16日(情報更新)(令和6年8月1日開催)第7回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクが使われる~あらためて利活用事例を考える~」(AMED協賛イベントのご案内)
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令和6年3月19日複数のバイオバンクにまたがる利用申請がシンプルに―バイオバンク・ネットワークの共通の利用申請システムを開発―
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令和6年2月16日(令和6年2月26日開催)第1回バイオバンク・ネットワーク イノベーションディスカバリー フォーラム(AMED協賛イベントのご案内)
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令和6年1月18日(令和6年2月6日開催)第6回バイオバンク オープンフォーラム「ポストゲノム時代のバイオバンク~求められる解析と検体取得~」(AMED協賛イベントのご案内)
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令和5年8月14日「全ゲノム解析等の推進に関する市民公開シンポジウム」開催のご案内
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令和5年8月3日第5回バイオバンク オープンフォーラム「求められることと目指すこと~バイオバンクの品質をめぐって~」開催のご案内
AMEDチャンネル(バイオバンク関連)
動画共有サービスYouTubeに開設されたAMEDチャンネルに、バイオバンク関連の動画も紹介されています。
GEM Japan
AMEDは、GA4GH(ゲノミクスと健康のための世界連合)の基幹プロジェクトであるGEM Japanプロジェクトを通じて、ゲノム医療の実現に向けた各事業に関わる日本全国の大学、研究所、病院等と協力体制をより強固にするとともに、ゲノムデータの共有方法の世界標準の策定を主導します。
- 「GEM Japan」のページをご参照ください。
ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシーについて
※令和6年度以降「AMEDデータ利活用に係るガイドライン」に一体化
AMEDは、ゲノム情報を用いた医療の実現に向け、研究成果に紐付くゲノムデータ、及び臨床情報や解析・解釈結果等を含めたゲノム情報の、迅速、広範かつ適切な共有・公開を行うことを目的として、ゲノム情報のシェアリングに係る方針を示した「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」を策定し、本ポリシーが適用となる研究開発課題については、原則としてデータシェアリングを義務付けることとしました。
「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシーについて」のページをご参照ください。
〈適用範囲〉
次のうち公募要領にデータシェアリングポリシーを適用することを明記しているもの。
- 平成28年度以降に開始した「疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクト」
- 平成30年度以降に開始した「難病克服プロジェクト」
- 平成31年度以降に開始した「脳とこころの健康大国実現プロジェクト」、「新興・再興感染症制御プロジェクト」、肝炎等克服実用化研究事業及びエイズ対策実用化研究事業
- 令和2年度以降に開始する「ゲノム・データ基盤プロジェクト」等
なお、令和6年度より、本ポリシーを「AMEDデータ利活用に係るガイドライン【ゲノム研究関連補足事項】」に位置づけます。その上で、【ゲノム研究関連補足事項】も、ゲノム情報を用いた医療の実現に向け、研究成果に紐付くゲノムデータ、及び臨床情報や解析・解釈結果等を含めたゲノム情報の、迅速、広範かつ適切な共有・公開を行うことを目的として、研究参加者やデータ・情報を提供した研究者の権利保護と、データシェアリングによる関連分野の研究の推進を両立するための枠組みを、引き続き示すものです。
※ 令和6年度の新規課題および継続課題は「AMED研究データ利活用に係るガイドライン」を参照ください
AMEDデータ利活用プラットフォームを通じて利活用を推進するヒトゲノムデータの品質を同等に担保する方針
ゲノム情報のデータ利活用推進の観点から、ヒト全ゲノムシークエンス解析を実施する場合はプロトコール情報の提出が必須となりました。公募要領にも記載していますが、応募の際にはご確認ください。
AMEDデータ利活用プラットフォームを通じて利活用を推進するヒトゲノムデータの品質を同等に担保する方針
ゲノム医療実現のためのデータシェアリングの状況
ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシーに基づき、データシェアされているゲノム情報について
AMEDゲノム制限共有データベース(AGD)について
AMEDゲノム制限共有データベース(Amed Genome group sharing Database,AGD)は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)ゲノム制限共有データの共有を目的としたデータベースです。
連携機関である国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)のグループ共有データベースより、AGDに登録されている研究内容を閲覧することが可能です。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
電算資源の供用サービスについて
ゲノム医療研究の加速と研究費の効果的活用を目指し、「電算資源(スーパーコンピュータ)の供用サービス」を立ち上げました。是非活用ください。
ゲノム医療実現に向けた取組や成果
「ゲノム医療実現に向けた取組や成果」のページでは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が推進する「疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクト(第一期)」および「ゲノム・データ基盤プロジェクト(第二期)」を中心としたゲノム医療研究を通じた成果のうち、医療従事者を含む広く国民の方々に有益な情報を掲載しています。
調査報告等
令和元年度 複合リスク関連疾患に関する課題推進に資する国内外参考情報の調査
AMED医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)には、病因・病態解明が十分なされていない、加齢や生活習慣、環境要因等の複合したリスクを背景に発症する疾患に対する病態解明や医薬品等の開発・実用化をテーマとした複合リスク関連疾患課題が含まれます。コホート研究等の基盤情報を積極的に活用していくことが重要なことから、CiCLE 課題へのデータ戦略に関わる支援の一環として、国内外の状況調査、コホート研究等の情報連結への展開を見据えた技術的要素の調査を行いました。ゲノム医療研究にとっても有益な調査がまとめられています。
- 複合リスク関連疾患に関する課題推進に資する国内外参考情報の調査報告書
- 別表 国内コホート調査結果一覧
- Survey of Cohort Studies and Data Linkage in Japan(上記「複合リスク関連疾患に関する課題推進に資する国内外参考情報の調査報告書」の英訳版)
令和元年度 ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言
ゲノム創薬基盤推進研究事業 A‐②:ゲノム情報患者還元課題―患者やその家族等に対して必要とされる説明事項や留意事項を明確化する課題「医療現場でのゲノム情報の適切な開示のための体制整備に関する研究」(研究代表者:京都大学 小杉眞司)
※ 上記以前の調査報告等はバイオバンク課(1期事業)からご覧ください。
バイオバンク情報一覧
国内のバイオバンクに関する情報の一覧です。
掲載許可を頂いた施設の情報を掲載しております。
- 「バイオバンク情報一覧」のページをご参照ください。