バイオバンク連絡会 第6回 連絡会テーマ ゲノム医療研究プラットフォーム利活用システムに関する取組とバイオバンク試料の利用者からの提案

開催概要

開催日時

平成31年1月15日(火)13時30分~17時00分

会場

読売新聞ビル20階 201会議室(東京都千代田区大手町1-7-1)

趣旨

ゲノム医療実現に向けた研究の推進のため、バイオバンク横断的な試料・情報の利活用促進環境を整備し、オールジャパンのプラットフォームを構築することを目的とした「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)」の紹介とバイオバンク試料の利用者からの話題・課題提供として事例紹介をしていただきました。

演題/内容・講師

座長:国立精神・神経医療研究センター 名誉所長 髙坂新一
慶應義塾大学医学部 教授 増井徹

1.ゲノム医療研究プラットフォーム利活用システム

概要 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 荻島創一

領域A 課題1
①ゲノム研究プラットフォーム利活用システム ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオ バンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発
 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 荻島創一
②ゲノム研究プラットフォーム利活用システム TMMの取り組み
 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 講師 信國宇洋
③ゲノム研究プラットフォーム利活用システム バイオバンク・ジャパンの取り組み
 東京大学医科学研究所 所長・教授 村上善則
④ゲノム研究プラットフォーム利活用システム NCBNの取り組み
 国立精神・神経医療研究センター メディカルゲノムセンター長 後藤雄一

領域B
⑤診療機関併設バイオバンクのネットワーク参画ー京都大学クリニカルバイオリソースセンターの取組
 京都大学医学部附属病院 腫瘍内科 准教授 松本繁己
⑥東京医科歯科大学疾患バイオリソースセンターのネットワーク参画
 東京医科歯科大学 疾患バイオリソースセンター 特任助教 竹本暁
⑦臨床研究活性化を目的とした研究支援型バイオバンクの構築
 筑波大学附属病院つくばヒト組織バイオバンクセンター 病院教授 竹内朋代

領域A 課題2
⑧ゲノム研究プラットフォーム利活用システム 倫理的・法的・社会的側面からみたバイオバンク資源利活用促進戦略
 東京医科歯科大学 教授 吉田雅幸

2.バイオバンク試料の利用者からの話題・課題提供

1)企業における精神神経疾患の治療薬の研究開発におけるバイオバンクの活用について
 武田薬品工業株式会社 リサーチ ニューロサイエンス創薬ユニット ニューロサイエンス研究推進室 室長 平井 圭介

バイオバンクの活用を通じたサンプルの取り扱いや解析手法やその手法の標準化などを取り入れながら新たなバイオマーカーの探索や創薬ターゲットの探索などへの活用など

2) アカデミア研究者側からの話題提供・問題提起

①大規模ゲノム解析におけるゲノム研究プラットフォームの利活用の重要性、考慮すべき点について
 国立循環器病研究センター研究所病態ゲノム医学部 部長 高橋 篤

Dry 研究者の立場から、大規模ゲノム解析におけるゲノム研究プラットフォームの利活用の重要性、考慮すべき点などを、現状の解析側の考えなど

②海外の脳バンクを利用しての経験、国内のバンク利用とは違う点について
 熊本大学大学院生命科学研究部分子脳科学分野健康長寿代謝制御研究センター 教授 岩本 和也

海外の脳バンク、Stanley Brain Bank、を利用している。海外のバンクを利用しての経験、国内のバンク利用とは違う点等について

お問い合わせ先

宛先 バイオバンク連絡会事務局
Tel 03-6870-2228
E-Mail genome-support“AT”amed.go.jp
備考
アドレスは“AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和元年12月24日