ゲノム・データ研究開発課 電算資源の供用サービス
更新履歴
令和2年7月21日利用状況をAMEDスーパーコンピュータ供用サービスの利用についてにて公開しました。
令和2年7月9日 令和2年4月1日から利用コース等の情報が変更となりました。
日本医療研究開発機構(AMED)は、ゲノム医療研究の加速と研究費の効果的活用を目指し、「電算資源(スーパーコンピュータ)の供用サービス」を立ち上げています。
スーパーコンピュータ供用サービス利用ガイドを参照の上、是非活用ください。
AMEDスーパーコンピュータ供用サービスの利用について
電算資源(スーパーコンピュータ)供用サービス概要
計算機利用に係る研究費負担を軽減し、研究加速に向けて研究費の効果的運用を目指します。
- スーパーコンピュータ概要:東北大学東北メディカル・メガバンク機構に設置するスーパーコンピュータ
利用形態(リモートアクセスの場合のセキュリティ要件)
解析で使用するデータのセキュリティ要求度合いにより、利用形態を選択します。オンサイトでの利用も可能です。
① 情報セキュリティ分類:オープン/セミオープンデータ(公開区画UnitAを使用)
(例:公開データや使用者管理責任下のデータを使用)
② 情報セキュリティ分類:ストロング/スタンダードデータ(分譲・共同利用区画UnitBを使用)
(例:未公開データや制限共有データを使用、ToMMo分譲データを使用)
利用プラン
利用量に応じて6つのコースを準備しています。本サービス利用時は特別料金で使用可能です。具体的な料金については、照会時に別途連絡します。
区分 | ノード数 | Disk(TB) | 共有キュー | ユーザ数 (アカウント) |
---|---|---|---|---|
コース1 | 1(3) | 1(5) | 24(72) | 1(9) |
コース2 | 6(13) | 2(30) | 144(312) | 3(9) |
コース3 | 12(26) | 4(60) | 288(624) | 6(9) |
コース4 | 20(40) | 10(100) | 480(960) | 10(19) |
コース5 | 50(70) | 40(150) | 1,200(1,680) | 20(29) |
コース6 | 80(100) | 80(200) | 1,920(2,400) | 30(39) |
※( )内数字はオプション加算の上限
オプション | 単位 | |
---|---|---|
利用ノード追加 | 1ノード/1年間 | |
ストレージ(Lustre)追加 | 1TB/1年間 | |
ユーザ追加 | 1アカウント | |
データ持ち出し | デバイス利用 | 1台 |
区画間転送 | 1回 | |
データ持ち込み | デバイス利用 | 1台 |
区画間転送 | 1回 | |
公開区画Webサーバ | 1サーバ/1年間 |
- 利用形態として分譲区画 Unit Bを使用し VPN回線での高セキュリティ遠隔利用を行う場合、遠隔セキュリティルームを使用します。その場合、遠隔セキュリティルームの設置費用、運用経費が別途必要となります。
- 「遠隔セキュリティルーム」の要求仕様は、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)からの提示にしたがい、工事、運営、運営管理等は使用者側で行ってください。
主な仕様:- 生体認証による入室制限
- 監視カメラ(出入口・室内録画・保存)
- VPNは、「NTTフレッツVPNワイド」を使用します。回線初期費用、フレッツ光使用料、フレッツVPNワイド使用料、機器レンタル料、及び保守費等は、使用者側で負担するようお願いします。
利用手順
利用をお考えの方は、ToMMoゲノムプラットフォーム連携センター(E-mail:supcom-member”AT”sc.megabank.tohoku.ac.jp ※"AT"の部分を@に変えてください)までお問い合わせください。
利用希望に合わせた利用プラン、利用形態等、一緒に検討させていただきます。
利用プラン等が決まったら、利用申請書を提出していただき、手続きを進めます。
- 1.照会
-
- ① ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターに連絡して申請手続きについて相談して下さい。
- ② ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターから、利用の案内や手続き方法等についての説明があります。
- 2.利用申請
-
- ① 申請書兼誓約書に必要事項を記入して、ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターに提出します。
- ② ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターは、AMEDに申請内容の確認を求めます。
- ③ 申請内容に問題がなければ、 ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターから利用申請者宛に利用許諾の連絡をします。
- 3.利用開始手続き
-
- ① 公開鍵メールをToMMoゲノムプラットフォーム連携センターに送付する等の利用手続きをします。
- ② ToMMoゲノムプラットフォーム連携センターは、公開鍵を登録後、利用開始の通知をします。
- ※ 利用申請時の注意事項
-
- ① 申請は年度毎に行う(年度をまたがった申請はできない)
- ② 利用料金は一括前払い
- ③ 料金の月割り対応は可能
- ④ 要望により、見積書の発行可能
データの持ち込み、持ち出しについて
利用区画 Unit B
- データ持ち込み可
- ToMMo分譲データを使用する場合、データの持ち出しは不可
- 持ち込んだ自前のデータのみの場合は、データの持ち出し可
利用区画 Unit A
- データの持ち込み、持ち出し共に可
※データの持ち込み、持ち出し手順については利用時にお問い合わせください。
お問い合わせ先:東北大学東北メディカル・メガバンク機構 ゲノムプラットフォーム連携センター
E-mail:supcom-member”AT”sc.megabank.tohoku.ac.jp
(注)"AT"の部分を@に変えてください。
掲載日 令和元年12月11日
最終更新日 令和2年7月21日