国際事業課 【事後評価結果】地球規模保健課題解決推進のための研究事業(日米医学協力計画)「日米医学協力計画の若手・女性育成のための日米共同研究公募」令和元年度終了課題
令和元年度 事後評価結果
「日米医学協力計画の若手・女性育成のための日米共同研究公募」令和元年度終了課題の事後評価結果を公表します。
1.事後評価の目的
研究開発課題等について、実施状況、成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。
2.課題評価委員会
開催日:令和2年7月10日~7月17日(メール等による)
3.課題評価委員会
4.評価項目
① 研究開発達成状況- 研究開発計画に対する達成状況はどうか
- 予定していた成果が着実に得られたか
- 成果は医療分野の進展に資するものであるか
- 成果は、アジア地域、また、世界の人々の健康改善に資するものであったか
- 成果が一つ、もしくは、複数の分野において、新しい理式や技術の創出に資するものであるか
- 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
- 必要な知的財産の確保がなされたか
- 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
- 各研究者の強みを活かし、また、弱みを補強できる様な研究協働体制が構築されていたか
- 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
- 開発途上国においては特に、研究環境や研究実施キャパシティ強化や、技術移転への長期的な便益は配慮されていたか
- 若手研究者や女性研究者のキャリア開発支援、研究支援に配慮されていたか
- 研究関係者間で、研究資機材や必要な資源は適切に共有されていたか
- 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
- 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
- 専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか
5. 事後評価対象課題
【平成28年度(Collaborative awards 2016)採択課題:アジア地域にまん延する感染症及び免疫分野】研究期間:平成29年1月6日~平成30年3月31日 または 平成29年4月1日~平成30年3月31日
研究開発代表者 | 所属研究機関 | 役職 | 研究開発課題名 | 事後評価結果報告書 |
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フセイン ハッサン アリ | 国立感染症研究所 | 主任研究官 | The balancing act: hepatic innate immune defense and viral evasion | |
金子 修 | 長崎大学 | 教授 | Establishment of a novel in vitro system to assess Plasmodium vivax hypnozoites and its application for the metabolomic and pharmacological analysis | |
神田 達郎 | 日本大学 | 准教授 | Investigate the gain of immune function after hepatitis C virus eradication from patients | |
後藤 康之 | 東京大学 | 准教授 | Defined antigens for a diagnostic antigen detection test of visceral leishmaniasis | |
塩田 達雄 | 大阪大学 | 教授 | Molecular characterization of interferon-resistant HIV-1 using novel imaging techniques | |
津久井 久美子 | 国立感染症研究所 | 主任研究官 | Discovery and molecular understanding of virulence-associated genetic markers of amebiasis | |
中島 千絵 | 北海道大学 | 准教授 | Molecular Surveillance of Ceftazidime (CAZ) Resistance in Melioidosis | |
蜂谷 敦子 | 国立病院機構名古屋医療センター | 副室長 | Molecular mechanisms by which HIV-1 acquires resistance to second-generation integrase strand transfer inhibitors | |
矢原 耕史 | 国立感染症研究所 | 主任研究官 | Automated detection of outbreaks of antimicrobial-resistant bacteria in Japan | |
山本 雅裕 | 大阪大学 | 教授 | In vitro and in vivo characterization of host factor candidates targeting liver-stage malaria |
(日本側研究開発代表者名の五十音順で表示)
【平成30年度(Collaborative awards 2018)採択課題:アジア地域にまん延するウイルス性疾患及び免疫分野】平成30年4月20日~平成31年3月31日
研究開発代表者 | 所属研究機関 | 役職 | 研究開発課題名 | 事後評価結果報告書 |
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高橋 宜聖 | 国立感染症研究所 | 部長 | High-throughput analysis of human memory B cells and antibodies against flavivirus E protein in Asia | |
茶山 弘美 | 広島大学 | 准教授 | Identification of host factors that support replication of hepatitis B virus for development of novel therapy | |
モイ メンリン | 長崎大学 | 准教授 | Investigation of immunologic factors associated with differential disease outcomes in Zika virus infection, Vietnam | |
森松 組子 | 北海道大学 | 准教授 | Molecular biological analysis of hantavirus relating to chronic kidney disease by unknown etiology (CKDu) in Sri Lanka | |
山本 拓也 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | サブプロジェクトリーダー | Evaluating broadly neutralizing antibodies for targeted ADCC cure strategies in the Asia Pacific region | |
結城 明香 | 国立感染症研究所 | 主任研究官 | Intrahepatic persistence of hepatitis A virus post viremia and fecal shedding | |
李 巍 | 東邦大学 | 准教授 | Gnidimacrin and its derivatives against HIV-1 latency |
(日本側研究開発代表者名の五十音順で表示)
最終更新日 令和6年4月23日