成果情報 2020(令和2)年 成果情報一覧
12月
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令和2年12月24日iPS-NKT細胞を活用したがん免疫細胞療法の治験1症例目が終了
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令和2年12月24日iPS細胞を用いて肺胞上皮細胞の分化評価に成功―肺の障害研究への足がかりに―
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令和2年12月7日母体副腎腫瘍による胎児の男性化のメカニズムを解明―ヒト胎児の体内で作用する新たな男性ホルモンの同定―
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令和2年12月3日膵がんの「ゲノム医療」に貢献―日本人での原因遺伝子・発症リスク・臨床的特徴の大規模解析―
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令和2年12月1日グルコーストランスポーターGlut1は、脳グリオーマ微小環境において神経周囲浸潤をともなったびまん性浸潤を制御する
11月
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令和2年11月30日世界初、非ヒト霊長類動物で子宮移植後の出産に成功―子宮性不妊患者に希望の光―
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令和2年11月30日緑内障治療薬開発のためのイメージングシステムの開発―カルパイン活性を生体内で検出するための新規蛍光プローブ―
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令和2年11月27日約1万人の調査で約7割が月経前に身体の不調を経験―4人に1人は月経前の何らかの症状が仕事や家事の支障に―
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令和2年11月26日狙ったタンパク質機能の選択的不可逆阻害を可能にする新たな分子デザイン
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令和2年11月26日小児胚細胞腫瘍における分子生物学的な特性の解明と治療標的の同定
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令和2年11月25日RAS遺伝子を標的にしたマイクロRNA核酸医薬の開発に成功
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令和2年11月25日K+チャネルの病因性変異による機能変調機構を解明―溶液NMR法を活用した動的構造の解析により明らかに―
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令和2年11月25日膜タンパク質の耐熱化変異体を合理的に設計―立体構造に基づく創薬を促進する―
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令和2年11月25日ヒト肝胆膵・消化管神経内分泌がんを大量培養しライブラリー化 希少がん研究に突破口―がん化を決定づける因子が明らかに―
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令和2年11月19日大腸がん細胞の周囲で増える正常細胞の多様性を解明―転移性大腸がんにおいてがん細胞の周囲環境を変える新規治療法の開発に期待―
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令和2年11月19日GACDによる「世界各国のうつ病診療ガイドラインの開発と実装のプロセスに関する系統的レビュー」を公開
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令和2年11月18日「網膜色素変性に対する同種(ヒト)iPS細胞由来網膜シート移植に関する臨床研究」の1例目の移植手術の実施について
10月
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令和2年10月28日世界に先駆けたミトコンドリア病の迅速かつ全自動診断デバイスの開発
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令和2年10月22日革新的創薬モダリティーとなる天然化合物骨格改変技術を確立
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令和2年10月21日腫瘍由来IL-34は免疫チェックポイント阻害療法の効果を抑制する―IL-34を標的とした新規治療法の開発に期待―
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令和2年10月20日大脳基底核の神経細胞が運動のコントロールに関する情報を伝えるしくみを解明
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令和2年10月20日霊長類において動機付け行動に関わる投射経路の機能を解明―「我慢して多くの報酬を得る」ための回路を同定―
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令和2年10月12日肺線維症における新規治療標的候補となるRNA分解酵素Regnase-1を同定―2型自然リンパ球の機能制御を介した病態の解明―
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令和2年10月12日新しいアストロサイト亜集団を発見―これまでの痛覚制御メカニズムの定説が変わる?―
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令和2年10月7日細胞内での標的タンパク質機能解析に適した新たなケミカルノックダウンシステムを開発―迅速かつ可逆的な標的タンパク質の発現量制御が可能―
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令和2年10月7日スフィンゴミエリン(d35:1)は肺腺癌根治手術後の再発を予測するバイオマーカーの候補である―手術後の適切な抗癌剤投与を目指して―
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令和2年10月7日慢性心不全患者で認められる突然死の原因を解明―心不全において心臓のドパミン受容体が致死的不整脈を誘導する―
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令和2年10月7日細胞老化の多様性とそのメカニズムを提唱―代謝とエピゲノムによるバリエーションの形成―
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令和2年10月5日隠れた薬剤結合部位を発見し、安定化する技術の確立に成功―PPI阻害剤の効率的な創出により創薬の可能性を拡大―
9月
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令和2年9月29日抗体が糖ペプチドと結合する立体構造を明らかに―生命科学で重要となる糖鎖構造の解明へ前進―
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令和2年9月29日肺がん細胞が分子標的薬に抵抗するメカニズムを解明!
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令和2年9月18日様々なタンパク質を検出できるRAPタグは植物細胞でも有効に機能する
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令和2年9月14日クライオ電子顕微鏡によるヒト由来カルシウムポンプの高分解能構造の決定―細胞内カルシウム恒常性維持機構の破綻が引き起こす疾病の原因解明に光―
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令和2年9月11日発がん性タンパク質RASの活性を制御する新たな仕組みを発見―RASの活性型割合が細胞内環境下で低下していることをin-cell NMR法により観測―
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令和2年9月9日母子手帳にもとづいた乳幼児期の授乳期間と、思春期早期における脳部位体積(背側および腹側線条体・眼窩前頭前野)との関連
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令和2年9月7日新型コロナウイルス複製を阻止する作用メカニズムを解明―標的とするメインプロテアーゼのウイルス複製機能阻害に求められるファーマコフォアをモデル化―
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令和2年9月7日PDXモデルの利活用に関する提言の公開について―Patient-derived xenograft(PDX)モデルの利活用に向けた課題整理に関する調査研究―
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令和2年9月4日意識下の強化学習能力をメタ認知で開花させる
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令和2年9月1日バイオバンクの構築と活動に関するバイオバンク自己点検票―ISO 20387:2018 の作成を通じて得た考え方を生かして―
8月
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令和2年8月19日ヒトiPS細胞由来間葉系幹細胞で作製した神経導管による末梢神経の再生に成功
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令和2年8月6日代わる代わる互いを押さえ込む2つの脳部位がPTSD患者の恐怖ON症状とOFF症状をスイッチさせている
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令和2年8月6日ヒト幹細胞分化に関係する転写因子の網羅的な同定とその解析―AIを駆使した自在に細胞運命を制御する技術の開発に期待―
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令和2年8月6日ヒトiPS細胞から多発性嚢胞腎の病態を再現することに成功―病態解明や新規治療法開発に向け前進―
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令和2年8月6日臨床用iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の非臨床研究
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令和2年8月5日老化細胞を選択的に死滅させる薬剤候補を同定
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令和2年8月3日敗血症から血管内皮細胞を護る敗血症治療薬候補「血漿タンパクHRG」の受容体を新規に同定
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令和2年8月3日がん悪性化因子を阻害する新規タンパク質を開発―がん微小環境ネットワークシグナルを標的とした新規治療法への導出に期待―
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令和2年8月3日iPS細胞から子宮頸がんの増殖を抑える免疫キラーT細胞の作製に成功―子宮頸がんに対する免疫細胞療法の実現に向けて―
7月
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令和2年7月31日イントロン領域の複合ヘテロ接合性変異による「常染色体劣性STAT1完全欠損症」を、世界で初めて発見―診断率が向上し、早期診断治療に貢献できる可能性を示唆―
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令和2年7月29日皮膚が老化すると「幹細胞の顔」が変わる!―加齢に伴う皮膚幹細胞の糖鎖変化の解析に成功―
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令和2年7月22日予後不良で知られるトリプルネガティブ乳がんの新規治療標的を同定―新たながん個別化治療の開発に期待―
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令和2年7月21日シェディングされる膜タンパク質を選び出す仕組みを解明―負の電荷を持つアミノ酸がシェディングを阻害する―
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令和2年7月21日再生医療用細胞に混入する未分化ヒトiPS細胞の高感度検出法を開発―再生医療の安全性向上に貢献―
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令和2年7月16日細胞老化を防ぐ酵素「NSD2」を発見―老化をコントロールできる時代に向けて―
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令和2年7月15日オリーブ油の成分が大動脈を守る:オレイン酸を動かし大動脈解離を抑える脂質代謝酵素の同定
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令和2年7月14日パーキンソン病患者において世界中で共通して認められる腸内細菌叢の変化を明らかにした
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令和2年7月13日自閉症や統合失調症、薬物依存など、様々な精神疾患に関わるAUTS2遺伝子がシナプスの形成や恒常性維持に関わることを発見
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令和2年7月10日ヒト特異的な遺伝子を霊長類コモンマーモセットに発現させると、脳が拡大して脳のシワが作られた―ヒト大脳新皮質の進化過程を解き明かす―
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令和2年7月9日脂肪肝炎の新たな治療法開発に期待!―サイトグロビンの発現と肝線維化の関係が明らかに―
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令和2年7月6日「医療現場でのゲノム情報の適切な開示のための体制整備に関する研究」報告書の公開
6月
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令和2年6月29日先天性難聴の新たな原因遺伝子を発見―新生児の難聴の原因診断、早期医療へ―
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令和2年6月24日抗体を非破壊的に高次構造評価する技術の確立に成功―独自のNMR技術により保存条件での高分子バイオ医薬の評価が可能に―
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令和2年6月24日ステロイド感受性ネフローゼ症候群の新たな疾患感受性遺伝子の発見―発症機序の解明や新たな治療法開発に期待―
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令和2年6月19日脊髄損傷急性期に対する組換えヒトHGF製剤(KP-100IT)の国内第I/II相臨床試験結果について
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令和2年6月19日虚血性心疾患に関わる新たな疾患感受性座位の発見ー発症に関わる遺伝要因の人種差の理解に貢献ー
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令和2年6月17日パーキンソン病の病態を改善させる治療薬の探索システムを確立―患者由来iPS細胞を用いた薬剤スクリーニングシステム―
5月
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令和2年5月28日ウイルス由来マイクロRNAを標的とした感染症の新しい病理診断法の開発―ポリオーマウイルスが産生するマイクロRNAの局在と機能を証明 マイクロRNAによるウイルス自らの増殖制御が明らかに―
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令和2年5月19日アスピリン喘息(解熱鎮痛薬過敏喘息)に有効な治療薬の発見―抗IgE抗体(オマリズマブ)がアスピリン過敏性を消退させる―
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令和2年5月15日石川邦夫 国立大学法人九州大学大学院歯学研究院・教授が令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞
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令和2年5月1日非アルコール性脂肪性肝疾患の発症機構を解明:脂肪肝リスク遺伝子であるLPIAT1の機能低下が脂肪肝の発症を引き起こすメカニズムを解明
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令和2年5月1日抗肥満薬が黄色ブドウ球菌の病原因子を阻害するメカニズムを解明
4月
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令和2年4月16日大腸がん・乳がん・前立腺がんの遺伝学的検査の有効性を検証―前立腺がんはNCCN指定以外の遺伝学的検査の必要性も―
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令和2年4月2日生体内に存在する脂質が医薬品受容体の活性を制御する仕組みを解明―新たな作用点と薬理作用を持つ薬づくりへ―
3月
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令和2年3月26日多能性幹細胞から得られた心筋細胞はラミニン511および521によって成熟が促進する
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令和2年3月26日有効な治療薬のない難病 線維症の発症原理を解明―関連遺伝子Rbm7の発見―
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令和2年3月26日乳がんタモキシフェン療法の遺伝子型に基づく個別化治療は必要か?―世界初の前向き臨床試験で長年の論争に決着―日本人に多い低代謝活性遺伝子型は治療上の不利益とはならないことを確認
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令和2年3月17日老人性難聴の進行に関わるメカニズムを解明―内耳で働く“ギャップ結合”が老化により劣化していく―
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令和2年3月11日ゲノムから紐解くミヤコグサの環境適応戦略
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令和2年3月10日脂肪酸を分解する代謝経路活性を生きた細胞で可視化することに成功―細胞代謝の理解と創薬研究の前進に期待―
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令和2年3月9日川崎病の冠動脈病変の発症に酸化リン脂質が関与する
2月
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令和2年2月21日世界規模の国際ネットワークによる最大のがん種横断的全ゲノム解読―日本人症例での解析を進めることで日本人に最適な臨床開発への発展を期待―
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令和2年2月19日大規模データに対する主成分分析の性能を評価―100万規模の1細胞発現データで検証―
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令和2年2月19日亜麻仁油摂取による母乳を介した仔マウスにおけるアレルギー性皮膚炎の改善
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令和2年2月18日日本人の食習慣に関連する遺伝的特徴を解明―病気や臨床検査値に影響する領域も同定―
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令和2年2月17日Gタンパク質共役型β2アドレナリン受容体がシグナル伝達活性を発揮する状態における構造を可視化
1月
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令和2年1月30日Nrf2の活性化によるアルツハイマー病の改善作用の解明―酸化ストレスや炎症を標的とした新しい治療法に向けて―
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令和2年1月30日急性骨髄性白血病における予後不良因子を解明―新たな治療方法の開発、治療成績の向上につながる期待―
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令和2年1月28日ノロウイルスの細胞への侵入が胆汁酸により助長されることを発見
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令和2年1月27日研究における遺伝情報の結果返却の倫理的・法的・社会的課題に関する論文を発表―ゲノム医療の時代における研究のあり方に関する提言をもとに―
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令和2年1月27日リキッドバイオプシーによる脳腫瘍の診断モデルを作成―脳腫瘍の早期発見・早期治療への介入による予後の改善に期待―
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令和2年1月24日分子の立体構造が明らかにする血圧調節の仕組み―少しの違いで大違い―
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令和2年1月22日皮膚バリアの形成に必須なセラミドの結合メカニズムを解明―先天性魚鱗癬の治療薬の新規開発に期待―
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令和2年1月21日「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その1:がん遺伝子パネル検査を中心に(改定第2版)」及び「ゲノム医療における情報伝達プロセスに関する提言―その2:次世代シークエンサーを用いた生殖細胞系列網羅的遺伝学的検査における具体的方針(改定版)」の公開
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令和2年1月17日水島大輔 国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター医師が日本エイズ学会ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞を受賞
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令和2年1月16日ベトナムに広がる結核の特徴と危険因子をゲノムレベルで解明-外国生まれ結核患者の増加を背景に
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令和2年1月10日特発性基底核石灰化症のリン酸代謝改善で発症予防や進展抑制へ期待
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令和2年1月7日体内でのがんリン酸化シグナルを高精度に定量する技術を開発―次世代がん精密医療への応用に期待―