医薬品研究開発課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 (革新的中分子創薬技術の開発)事後評価結果 (令和2年度終了課題)

次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(革新的中分子創薬技術の開発)における事後評価結果 (令和2年度終了課題)を公表します。

事後評価の目的

研究開発課題等について、実施状況、成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日:令和3年2月10日(水)

課題評価委員

評価項目

  1. 研究開発達成状況
    • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  2. 研究開発成果
    • 予定していた成果が着実に得られたか
    • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
    • 成果は新技術の創出に資するものであるか
    • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
    • 必要な知的財産の確保がなされたか
  3. 実施体制
    • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
    • 十分な連携体制が構築されていたか
  4. 今後の見通し
    • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
    • 研究開発成果の実用化を進める上で障害となる課題を解決できているか
    • 研究開発成果の実用化を進める上で必要な条件を整えられているか
    • 国際的にも競争力がある技術であるか
    • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
  6. 総合評価
    • 上記1~5を勘案して総合評価する

対象課題及び評価結果一覧

 
開始年度 終了年度 研究開発課題名 研究開発
代表者名
所属機関名・役職 事後報告書 (研究開発成果) 事後評価
報告書
公募研究開発課題1:中分子製造技術の開発
平成30 令和2 モジュール編集を主とする中分子天然化合物の母核改変及び修飾酵素による構造展開に向けた技術開発 新家 一男 次世代天然物化学技術研究組合(産業技術総合研究所)・研究グループ長 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題2:中分子シミュレーション技術の開発
平成30 令和2 中分子シミュレーション技術の開発 嶋田 一夫 次世代天然物化学技術研究組合・技術顧問 ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 立体構造を基盤とする中分子創薬の合理的設計 前仲 勝実 北海道大学・教授 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題3:先端的な中分子創薬技術の開発
平成30 令和2 選択的オートファジーにもとづく中分子創薬技術 有本 博一 東北大学・教授 ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 進化的 in vitro 及び in silico 複合選択による中分子薬剤の調製 伊藤 嘉浩 理化学研究所・チームリーダー ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 膜透過性予測に資するオリゴ核酸の細胞内取り込み機構の分子基盤解明 井上 貴雄 国立医薬品食品衛生研究所・部長 ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 中分子薬剤による難聴治療を目指したギャップ結合創薬の創生 神谷 和作 順天堂大学・准教授 ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 DNA 副溝認識化合物による画期的ゲノム創薬技術開発 永瀬 浩喜 千葉県がんセンター・研究所長 ダウンロード ダウンロード
平成30 令和2 タンパク質―脂質間相互作用 (PLI)の解析と制御を基盤とした免疫調節性中分子の創製 藤本 ゆかり 慶應義塾大学・教授 ダウンロード ダウンロード

(研究開発代表者は、公募研究開発課題ごとに五十音順、敬称略)

最終更新日 令和3年8月12日