創薬企画・評価課 希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業における令和3年度事後評価結果について

希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業における令和3年度事後評価結果を公表します。

事後評価

1.事後評価の目的

研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資すること。

2.事後評価委員会

開催日:令和3年7月28日

3.事後評価委員

4.評価項目

  • 支援事業達成状況について
  • 開発成果について
  • 実施体制
  • 今後の見通し
  • その他事業で定める事項
  • 総合評価

5.対象課題一覧

開始年度 終了年度 事業代表者名 所属機関名 補助事業課題名
H30 R2 宮本 庸平 東レ株式会社 特発性肺線維症治療薬の開発(TRK-250/BNC-1021)
H30 R2 冨岡 英樹 株式会社ファンペップ 強直性脊椎炎の治療薬の開発(FPP003)
H30 R2 長袋 洋 ARTham Therapeutics株式会社 難治性血管奇形の治療薬の開発(ART-001)
H30 R2 日野 明弘 富士フイルム富山化学株式会社 悪性神経膠腫の治療用放射性医薬品の開発(FF-10158)
H31 R2 山下 潤二 日本製薬株式会社 新規重症筋無力症治療薬の開発※
H31 R1 谷古 香 株式会社三和化学研究所 レボドパ誘発ジスキネジアの治療薬の開発

※令和3年度よりAMED医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択

6.総評

本事業では、希少疾病用医薬品指定前の段階において、希少疾病用医薬品の製造販売承認取得を目指す研究開発型企業等に対して、製剤開発、非臨床試験から早期の治験に至るまでの開発を幅広く推進することで、迅速かつ効果的に医薬品実用化を可能にすることを目指しています。
平成30年度の公募により採択された4課題、及び平成31年(2019年)度の公募により採択された2課題の事後評価を行いました。評価結果については、平成30年度採択課題については「良い(計画どおり進捗)」2課題、「やや良い(計画どおりに進捗していない部分があるが、概ね計画どおりに進捗)」2課題となりました。平成31年(2019年)度採択課題については、「やや良い(計画どおりに進捗していない部分があるが、概ね計画どおりに進捗)」1課題、「良いとも悪いともいえない(計画した成果を下回る成果にとどまった)」1課題となりました。

最終更新日 令和3年9月7日