再生医療研究開発課 「再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)」における令和6年度事後評価について

令和6年10月
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
再生医療研究開発課

令和6年度『再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)』の事後評価結果を公表します。

1.事後評価の目的

事後評価は、各課題等の研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業等の運営の改善に資することを目的とします。

2.事後評価対象課題

事後評価対象は、令和3年度に採択され令和5年度末に研究開発期間が終了した全13課題です。 再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)では、本事業における事後評価の評価項目に沿って13課題を対象に課題評価委員会による書面審査を実施し、評価結果を確定しました。

一般

開始
年度
終了
年度
課題名 代表機関名 役職 研究開発
代表者名
事後評価報告書 事後評価
結果報告書
R3 R5 新生・再生ニューロンの光操作による脳機能再生に関する研究開発 京都大学 教授 今吉 格 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 多様な難聴遺伝子変異に対応した遺伝性難聴患者iPS細胞によるAAVゲノム編集治療法の開発 順天堂大学 准教授 神谷 和作 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 上皮-間葉相互作用に依拠した、内胚葉組織高度化を実現する基盤的方法論の構築 理化学研究所 チームリーダー 高里 実 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 ヒト造血幹/前駆細胞の細胞系譜の理解による細胞分化制御基盤技術の開発 京都大学 特定拠点准教授 山本 玲 ダウンロード ダウンロード

(研究開発代表者 敬称略 五十音順)

若手

開始
年度
終了
年度
課題名 代表機関名 役職 研究開発
代表者名
事後評価報告書 事後評価
結果報告書
R3 R5 ヒト前脳型コリン作動性神経細胞の選択的誘導法の開発と、薬剤評価系への応用 慶應義塾大学 助教 石井 聖二 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 立体組織の形成過程を最適化するモデルベース培養法の開発 金沢大学 准教授 奥田 覚 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 エピジェネティクス修飾によるキメラ抗原受容体導入幹細胞様メモリーT細胞の自己複製増殖方法の開発 慶應義塾大学 教授 籠谷 勇紀 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 組織の凹凸を保持した三次元皮膚モデルの構築と評価指標の確立 熊本大学 クロスアポイントメント教授 佐田 亜衣子 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 ART(生殖補助医療)における胚着床率の劇的向上に向けた多階層幹細胞・着床ニッチ構築を目指すヒト胚発生オルガノイドモデル作製 東北大学 助教 柴田 峻 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 上皮細胞により腸管を再デザインする研究開発 慶應義塾大学 助教 杉本 真也 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 ヒト体内時計全身制御の解明と新規眠剤創薬のための時計中枢オルガノイドの研究開発 京都府立医科大学 研修員 田宮 寛之 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 ヒト骨発生におけるエンハンサーランドスケープの解明とエピゲノム編集による細胞運命制御法の開発 東京大学 准教授 北條 宏徳 ダウンロード ダウンロード
R3 R5 iPS細胞由来腎集合管嚢胞モデルを用いたADPKDに対する新規治療薬の探索 京都大学 特定拠点講師 前 伸一 ダウンロード ダウンロード

(研究開発代表者 敬称略 五十音順)

3.課題評価委員会

書面審査:令和6年6月24日~7月26日

評価委員については、以下のPDFファイルをご覧ください。

4.評価項目

  1. 研究開発達成状況
  2. 研究開発成果
  3. 実施体制
  4. 今後の見通し
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  6. 総合評価

5.総合評価

総合評価の結果は、「大変優れている」から「やや良い」までに分布しました。

最終更新日 令和6年10月25日