ゲノム・データ研究開発課 「ゲノム創薬基盤推進研究事業」令和3年度終了課題の事後評価結果について

「ゲノム創薬基盤推進研究事業」令和3年度終了課題の事後評価結果を公表します。

1.事後評価の趣旨

事後評価は、課題等について研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。

「ゲノム創薬基盤推進研究事業」では、本事業における事後評価の評価項目に沿って、令和3年度終了課題について、課題評価委員会において事後評価を実施しました。

2.評価項目

①研究開発達成状況
  • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
②研究開発成果
  • 当初計画していた成果が着実に得られたか
  • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズに対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされたか
③実施体制に関する評価
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
  • 十分な連携体制が構築されていたか
④今後の見通しに関する評価
  • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
⑤その他の事項
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
  • データマネジメントプランは「AMED研究データ利活用に係るガイドライン」および「委託研究開発契約書(第12条の2)」に即しており、内容は妥当であったか
  • 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
  • 専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか
⑥総合評価
  • ①~⑤を勘案して総合評価をする

3.課題評価委員会

令和3年度終了課題
書面審査:令和4年5月30日(月)~6月19日(日)
ヒアリング審査:令和4年6月27日(月)

4.課題評価委員

5.対象課題及び事後評価結果一覧

「事後評価結果」欄のPDFアイコンをクリックすると報告書が表示されます。

C-1:ファーマコゲノミクスにより効果的・効率的薬剤投与を実現する基盤研究

研究開発課題名                 所属機関        役職 研究開発代表者       評価結果
健常人バイオバンクを活用した薬物代謝酵素遺伝子多型バリアントの網羅的機能変化解析による薬物応答性予測パネルの構築
 
東北大学 准教授 平塚 真弘 評価
乳がん・大腸がん・膵がんに対する適切な薬剤投与を可能にする大規模データ基盤の構築
 
理化学研究所 チーム
リーダー
桃沢 幸秀 評価

C-2:遺伝性疾患のゲノム解析で得られたVUSへの機能的アノテーションに資する基盤研究

研究開発課題名                        所属機関        役職      研究開発代表者       評価結果         
致死性不整脈の原因心筋イオンチャネル遺伝子に同定されるVUSのハイスループット機能評価法に関する研究開発
 
国立循環器病研究センター 副所長 蒔田 直昌 評価
遺伝性腫瘍原因遺伝子に見いだされるVUSの相同組換え活性を指標とした機能的アノテーションに関する基盤研究
 
東京医科歯科大学 教授 三木   義男 評価


 

掲載日 令和4年8月19日

最終更新日 令和4年8月18日