新興・再興感染症研究基盤創生事業 「新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)」 令和6年度終了課題の事後評価結果について
「新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)」 令和6年度終了課題の事後評価結果を公表します。
事後評価
1.事後評価の趣旨
事後評価は、課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開および事業運営の改善に資することを目的として実施します。
新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)(以下、本研究事業)では、評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に書面審査・ヒアリング審査にて事後評価を実施しました。
2.事後評価委員会
開催日:令和7年9月30日
3.事後評価対象課題
| 開始年度 | 終了年度 | 研究開発 代表者名 |
所属機関名 | 役職 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 2024 | 朝倉 崇徳 | 慶應義塾大学 | 助教 | 末梢気道病変に着目した肺NTM症の新たな治療標的の創出 |
| 2022 | 2024 | 樋田 京子 | 北海道大学 | 教授 | 血管内皮細胞の病態解明による新型コロナウイルス感染症重症化の制御 |
| 2022 | 2024 | 深野 華子 | 国立健康危機管理 研究機構 |
室長 | 肺非結核性抗酸菌症の病態進行に関わる病原性因子探索と予後予測に向けた開発研究 |
| 2022 | 2024 | 宮崎 真也 | 長崎大学 | 助教 | マラリア患者由来臨床サンプルを起点とした熱帯熱マラリア原虫の病原性・蚊への伝播能を決定するメカニズムの理解 |
| 2022 | 2024 | 山本 瑞生 | 高知大学 | 特任講師 | 病態解析に基づいたウイルス性呼吸器感染症に有効なTMPRESS2阻害薬の開発 |
(五十音順、敬称略、所属機関名・役職は事後評価実施時点の情報を記載)
4.事後評価委員
| 氏名 | 所属・役職 |
|---|---|
| 祝迫 惠子 〇 | 同志社大学 生命医科学部 医生命システム学科 教授 |
| 川名 敬 | 日本大学医学部 産婦人科系 産婦人科学分野 主任教授 |
| 倉根 一郎 | 国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 名誉所員 |
| 齋藤 昭彦 | 新潟大学 大学院 医歯学総合研究科 教授 |
| 杉田 隆 | 明治薬科大学 薬学部 微生物学教室 教授 |
| 鈴木 幸一 | 帝京大学 医療技術学部 臨床検査学科 教授 |
| 津本 浩平 | 東京大学 大学院工学系研究科 教授 |
| 森 康子 | 神戸大学 大学院医学研究科 教授 |
〇:委員長(五十音順、敬称略、令和7年5月2日現在)
5.評価項目
- 研究開発進捗状況
- 研究開発成果
- 実施体制
- 今後の見通し
- 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
- 総合評価
6.総評
本研究事業では、世界各地で流行する新興・再興感染症の制御に向けて、わが国における感染症研究基盤の一層の強化・拡充を図るとともに、新興・再興感染症制御に資する基礎的研究を推進しています。「多分野融合研究領域」では、感染症学及び感染症学以外の分野を対象とする研究者の参画と分野間連携を促し、病原体を対象とした狭義の「感染症研究」にとどまらない、既存の概念を覆す可能性のある野心な研究や、新たな突破口を開く挑戦的な研究を推進しています。
今回、事後評価の対象となった令和6年度末に終了した5課題(3.事後評価対象課題)について、いずれの研究課題も、我が国の医療研究に大きな貢献が期待される成果であると評価されました。
最終更新日 令和7年11月12日


