革新的先端研究開発課 革新的先端研究開発支援事業 (AMED-CREST, PRIME)

全ライフコースを対象とした個体の機能低下機構の解明

【研究開発目標】全ライフコースを対象とした個体の機能低下メカニズムの解明

研究開発領域概要

本研究開発領域では、全ライフコースを対象として、個体の機能低下メカニズムを解明することにより、機能低下の評価・制御を可能とするなど、将来の健康・医療につながるシーズ創出を目指します。

生体は発生から死に至るまでの間、自らを取り巻く外部環境から様々な刺激を常に受けています。それら個体への外的要因が、内的・遺伝的な要因に影響を与え、また長い時間軸に渡って影響を及ぼすことで、結果として個体の機能低下を引き起こすことが明らかになってきました。また、それらの反応が次の世代の機能に影響を与えることも示唆されています。

しかし、外部環境からの刺激などに対する反応が、個体中でどのような因子により記憶され、また、どのようにして長い時間をかけて個体の機能に影響を与えて、個体の機能低下を引き起こすのかといった基本的なメカニズムはほとんど明らかとなっていません。

本研究開発領域では、発生、免疫、幹細胞、タンパク質品質管理機構、エピジェネティクス等の幅広い研究分野を結集して、全ライフコースを対象とした個体の機能低下のメカニズムの解明に挑み、その評価や制御のための基盤的な技術シーズの創出に取り組みます。

発足年度

平成29年度

評価・運営体制

研究開発総括(プログラムスーパーバイザー/PS)

西田 栄介
理化学研究所生命機能科学研究センター センター長

研究開発副総括(プログラムオフィサー/PO)

原 英二
大阪大学微生物病研究所 教授

アドバイザー

一條 秀憲
東京大学大学院薬学系研究科 教授
今井 俊夫
神戸大学大学院医学研究科 特命教授
倉永 英里奈
東北大学大学院生命科学研究科 教授
竹田 潔
大阪大学大学院医学系研究科 教授
松崎 文雄
理化学研究所生命機能科学研究センター チームリーダー
柳田 素子
京都大学大学院医学研究科 教授
横手 幸太郎
千葉大学大学院医学研究院 教授

パンフレット

評価報告書

最終更新日 令和6年3月4日