医薬品研究開発課 革新的先端研究開発支援事業(インキュベートタイプ)(LEAP) 事後評価結果

革新的先端研究開発支援事業(インキュベートタイプ)(LEAP)における事後評価結果を公表します。

事後評価の目的

革新的先端研究開発支援事業(以下、「本事業」といいます。)は、基礎的な研究開発から実用化のための研究開発までの一貫した研究開発を推進するため、基礎研究段階で成果が出つつある優れたアカデミア発シーズからの革新的医薬品等の創出に向けた取組を支援する事業です。本事業のうち、インキュベートタイプ(LEAP)は、有望ではあるもののすぐには企業などではリスクの判断が困難な成果について、プログラムマネージャーによる研究開発マネジメントにより速やかな実用化を目指します。

LEAPにおいては、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として、事後評価の評価項目に関して、課題開始5年目にあたる平成30年度に評価対象となる研究開発課題別に書面審査及びヒアリング審査にて事後評価を実施しました。

課題評価委員会

開催日:平成31年1月21日

課題評価委員

評価項目

書面審査及びヒアリング審査の評価項目は、次のとおりとする。

  1. 研究開発達成状況について
    • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  2. 研究開発成果について
    • 予定していた成果が着実に得られたか
    • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
    • 成果は新技術の創出に資するものであるか
    • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
    • 必要な知的財産の確保がなされたか
  3. 実施体制
    • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
    • 十分な連携体制が構築されていたか
  4. 今後の見通し
    • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
  5. その他事業で定める事項
    • PMの活動状況は、どうだったか
    • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
    • 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
    • 研究開発期間終了後も研究を継続できる人材育成、企業連携やベンチャー起業等の出口、グローバル人材の取り込みにつながる取組みを行ったか
    • 専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか
  6. 総合評価
    1.~5.を勘案しつつ総合評価をする

対象課題及び評価結果

採択
年度
終了
年度
研究開発課題名 代表機関名 研究開発代表者 評価結果
26 30 がん治療標的探索プロジェクト 国立研究開発法人国立がん研究センター 間野 博行 表示
26 30 インフルエンザ制圧を目指した革新的治療・予防法の研究・開発 国立大学法人東京大学 河岡 義裕 表示

掲載日 令和元年5月10日

最終更新日 令和元年5月14日