医薬品研究開発課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業)中間評価結果(平成32年度終了予定課題)

次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 (糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業)中間評価結果(平成32年度終了予定課題)を公表します。

中間評価の目的

研究開発課題等について、情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発課題の中断・中止を含めた研究開発計画の見直しの要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日:平成30年7月26日(木)

課題評価委員

評価項目

①研究開発進捗状況
  • 研究開発計画に対する進捗状況はどうか
②研究開発成果
  • 成果が着実に得られているか
  • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズに対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされているか
③実施体制
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されているか
  • 十分な連携体制が構築されているか
④今後の見通し
  • 今後研究を進めていく上で問題点はないか
  • 問題点がある場合は、研究内容等の変更が必要か
  • その際にはどのように変更又は修正をすべきか
  • 今後の研究開発計画は具体的で、明確な目標が設定されているか
⑤事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  • 研究開発成果の実用化について、具体的な計画と体制を構築できているか
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守しているか
  • 計画の見直し、中断・中止等の措置が必要か
⑥総合評価
10段階評価により、①~⑤を勘案して総合評価する。

対象課題及び評価結果一覧

研究開発課題①
開始年度 終了予定
年度
課題名 所属機関 研究開発
代表者
中間評価
報告書
28 32 我が国の技術の強みと密接な医工連携体制を活かした標的分子探索・検証のための多角的糖鎖解析システムの構築 慶應義塾大学医学部 坂元 亨宇 ダウンロード
研究開発課題②
開始年度 終了予定
年度
課題名 所属機関 研究開発
代表者
中間評価
報告書
28 32 多様なグライコプロテオームおよび捕捉分子作製技術開発とその創薬への応用 順天堂大学医学部 入村 達郎 ダウンロード
技術開発課題A
開始年度 終了予定
年度
課題名 所属機関 研究開発
代表者
中間評価
報告書
28 32 糖鎖分子による自然免疫受容体制御を介した免疫・骨代謝異常治療法の開発 東京理科大学
生命医科学研究所
岩倉 洋一郎 ダウンロード
28 32 Erexim法と超臨界流体クロマトグラフ質量分析による高速高分解能糖鎖構造一斉定量法の開発 がん研究会
ゲノムセンター
植田 幸嗣 ダウンロード
28 32 糖鎖構造の可変を可能にする糖タンパク質の精密半化学合成とその品質分析技術の開発 大阪大学大学院
理学研究科
梶原 康宏 ダウンロード
28 32 世界初の抗糖鎖抗体医薬の開発に向けた革新的抗糖鎖モノクローナル抗体作製技術の確立 千葉大学大学院
薬学研究院
川島 博人 ダウンロード
28 32 認知症の増悪に関わる脳アミロイドアンギオチー:モデル動物を駆使した糖鎖標的の創薬意義の解明 福島県立医科大学
新医療系学部設置準備室
北爪 しのぶ ダウンロード
28 32 高感度・高特異性改変レクチン開発によるGAG鎖およびO-GlcNAc修飾を標的とした創薬探索技術の確立 東京大学新領域創成科学研究科 山本 一夫 ダウンロード

(研究開発代表者50音順)

技術開発課題B(若手育成枠)
開始年度 終了予定
年度
課題名 所属機関 研究開発
代表者
中間評価
報告書
28 32 超高効率濃縮法に基づくCE-LIF-MS微量糖鎖分析システムの開発 理化学研究所
生命システム研究センター
川井 隆之 ダウンロード
28 32 糖鎖の超高感度検出を目的とした新規糖アナログの開発 理化学研究所
疾患糖鎖研究チーム
木塚 康彦 ダウンロード
28 32 高感受性フコシル化TRAIL受容体を標的とした新たな癌治療戦略の開発 大阪大学大学院
医学系研究科
森脇 健太 ダウンロード
28 32 NMRと計算科学の統合による糖鎖の3次元構造ダイナミクスの体系的評価法の開発 名古屋市立大学
大学院 薬学研究科
矢木 宏和 ダウンロード

(研究開発代表者50音順)

掲載日 平成30年10月5日

最終更新日 平成30年10月5日