再生医療研究開発課 再生医療等実用化研究事業における令和5年度中間評価(第2回)の結果について
令和5年度「再生医療等実用化研究事業」の中間評価(第2回)の結果を公表します。
1.中間評価の目的
中間評価は、研究開発課題について情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発計画の見直し(研究開発課題の加速・中断・中止を含む)の要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的に実施します。
2.中間評価対象課題
開始年度 | 終了年度 | 研究開発代表者名 | 所属機関名 | 役職 | 研究開発課題名 |
---|---|---|---|---|---|
R4 |
R6 |
池本 哲也 |
徳島大学 |
教授 |
自己脂肪組織より精製した脂肪由来幹細胞から製造した insulin producing cell 自家移植による次世代の1型糖尿病治療法確立に対する医師主導治験 |
3.課題評価委員会
書面評価 :令和6年3月13日(水)~ 令和6年3月25日(月)
ヒアリング審査:令和6年3月27日(水)
4. 課題評価委員
5.評価項目
- 研究開発進捗状況について
- 研究開発成果について
- 実施体制
- 今後の見通し
- 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
- 総合評価
6.総評
本事業では、再生医療等に関する倫理性及び科学性が十分に担保され得る臨床研究や医師主導治験等に対して、非臨床から臨床段階まで切れ目なく一貫した支援を行っています。中間評価において、総合評価の結果は「やや良い(5点台)」と判断され、計画どおりに進捗している部分もあったが、遅延している部分も認められたため、当初計画の見直し等を行ったうえで研究開発を継続することが決まりました。
最終更新日 令和6年4月25日