ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(B-cure)(ゲノム医療実現推進プラットフォーム) ゲノム医療実現推進プラットフォーム・社会共創推進領域
領域概要
「社会共創推進領域」とは
昨今のゲノム医療協議会では、「5~7年後には、誰もがゲノム医療を受ける状況が予想され、その情報等が適正に保管・利活用されることでゲノム医療の研究開発を推進する社会を実現する必要がある」、「わが国が国際競争力をもってゲノム医療の研究開発を行うためには、適切な本人保護の下で、数百万人規模以上のゲノム情報等を利活用できる、ゲノム医療・研究プラットフォームの形成が不可欠」という考察に基づき、ゲノム医療・研究の推進に向けたELSIに関する議論が重ねられています 。
本領域の第1期(令和4~令和6年度)では、「医療研究開発のためのゲノム医療・研究プラットフォームの社会共創推進」(目標1)、「誰もがゲノム医療・研究をめぐるELSIの当事者となりうる状況下、“誰一人取り残さない”ようにするためのELSIの抽出と解決」(目標2)の達成に向けたプロセスの一環として、「ゲノム医療・研究への患者・市民参(PPI)推進及びリテラシー向上のための基盤構築」を行いました。
第2期(令和7~令和11年度)では、ゲノム医療研究やデータ利活用の推進において求められる倫理的・法的・社会的側面への対応、殊に① 研究におけるゲノム解析の結果返却に関する手法を倫理的・法的・社会的な側面でも妥当な仕方で確立させること、② 複合的なデータを活用した研究を加速させるため、モデルケースとなる研究をデザインし、その実現におけるELSI課題と対応を実証的に検討することを目指します。
■参考ページ:AMED社会共創
実施機関
研究開発課題名 | 代表機関 | 代表者 | 期間 |
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ゲノム医療・研究推進社会に向けた試料・情報の利活用とPPI施策に関する研究開発 | 東京科学大学 | 吉田 雅幸 | 令和4年~令和6年度 |
研究成果報告書
AMEDの助成により行われた研究開発課題の研究成果情報については、研究開発課題データベース(AMEDfind)をご参照ください。
評価・運営体制
PS・PO
本事業は、事業の運営や各プログラムの連携協力・推進等の調整を行うプログラムスーパーバイザー(PS)と、PSを補佐して個々の課題の運営推進を行うプログラムオフィサー(PO)がマネジメントします。
PS
泉 陽子(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 副機構長/教授)
PO
山口 創生(精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 精神保健サービス評価研究室 室長)
課題評価委員会
外部有識者から構成される課題評価委員会において、各研究開発課題の事前評価、事後評価等の評価を実施します。
評価結果
評価結果につきましては、下記のリンクをご覧ください。
令和4年度採択課題 事後評価結果
お問い合わせ先
宛先 | データ利活用・ライフコース研究開発事業部 ゲノム・データ研究開発課 ゲノム医療実現推進プラットフォーム・社会共創推進領域 担当 |
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住所 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル 22・23階 |
Tel | 03-6870-2228 |
genome-elsi"AT"amed.go.jp ※E-mailは”AT”の部分を@に変えてください。 |
関連リンク
最終更新日 令和7年10月7日