疾患基礎研究課 肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)における令和6年度課題評価結果について
令和6年度「肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)」の事後評価結果を公表します。
事後評価
1.事後評価の趣旨
事後評価は、課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業等の運営の改善に資することを目的として実施します。
肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)(以下、本研究事業)では、評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に書面審査及びヒアリング審査にて事後評価を実施しました。
2.事後評価委員会
開催日:令和7年1月9日
3.事後評価対象課題
4.事後評価委員
評価委員 | 所属施設・職名/称号 | |
---|---|---|
大谷 直子 | 大阪公立大学大学院医学研究科 教授 | |
恩地 森一 | 愛媛大学 名誉教授 | |
河村 由紀 | 国立国際医療センター研究所 臨床連携研究室 室長 | |
小池 和彦 | 関東中央病院 病院長 | |
西原 利治 | 高知大学 名誉教授 | |
田中 榮司 | 委員長 | 長野保健医療大学 学長 |
槇島 誠 | 日本大学医学部 教授 | |
松浦 善治 | 大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授 | |
松谷 有希雄 | 国立保健医療科学院 名誉院長 |
(敬称略 50音順 令和7年1月9日現在)
5.評価項目
- 研究開発達成状況
- 研究開発成果
- 実施体制
- 今後の見通し
- 肝炎対策の推進
- 研究を終了するにあたり確認すべき事項
6.総評
本研究事業は肝炎の予防、診断、治療に係る技術の向上、肝炎医療を行う上で必要な医薬品、医療機器の開発につながる、基盤技術の開発も含めた基礎・臨床研究を推進することとしています。 評価委員会では、令和6年度に終了する20課題を対象としました。総合評点の結果は、1課題が大変優れている、6課題が優れている、13課題が良いと評価されました。 大変優れていると評価された課題は、インターフェロンフリー治療がC型肝硬変患者の予後を含めたアウトカムに与える影響を明らかにする研究でした。
最終更新日 令和7年4月18日