拠点研究事業課 橋渡し研究プログラム 令和3年度事後評価(preB、preC)

橋渡し研究プログラムにおける事後評価結果を公表します。

1.事後評価の目的

事後評価は、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
橋渡し研究プログラム(以下、本プログラム)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に実施しました。

2.課題評価委員会

開催日:令和4年8月4日
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。
評価委員一覧

3.事後評価対象課題

4.評価項目

  • preB
    研究開発達成状況
    研究開発成果
    研究開発実施と橋渡し研究支援拠点の支援体制
    今後の見通し
    総合的に勘案すべき項目
    総合評価
  • preC
    研究開発達成状況
    研究開発成果
    研究開発実施と橋渡し研究支援拠点及び臨床研究中核病院の支援体制
    今後の見通し
    総合的に勘案すべき項目
    総合評価

5.総評

本プログラムでは、橋渡し研究支援拠点を活用し、アカデミアの優れた基礎研究の成果を革新的な医薬品・医療機器等として国民に提供することを大きな目標としつつ、短期的には支援シーズのステージアップや企業等への導出、より開発後期のAMED他事業に橋渡しすることを目指して事業を実施しています。
令和3年度末に終了した31課題について事後評価を行いました(内訳数は、preB23課題、preC8課題)。評価結果について、対象課題のうち29課題については、有望な結果を得られている、企業との連携が期待できる、今後の資金調達に向けて準備できているなど、シーズの実用化に向けて概ね期待通りの進捗と成果が得られたと評価されました。1課題については登録患者数が少なく、現時点では十分な有用性の評価に至っていないと評価され、また、別の1課題についてはさらなる製剤製造体制の構築、および非臨床パッケージの充足(薬物動態や生体毒性など)が望まれると評価されたものの、目標達成に向けた取り組みについては確認することができました。

最終更新日 令和4年9月12日