拠点研究事業課 橋渡し研究プログラム 令和6年度事後評価(異分野融合型研究開発推進事業)
橋渡し研究プログラムにおける事後評価結果を公表します。
1.事後評価の目的
事後評価は、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
橋渡し研究プログラム(以下、本プログラム)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に実施しました。
2.課題評価委員会
開催日:
令和7年2月19日
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください
評価委員一覧
3.事後評価対象課題
補助事業課題名 | 代表機関 | 補助事業代表者 所属・役職 |
補助事業 代表者 |
---|---|---|---|
革新的技術を医療に応用する異分野融合型研究開発支援体制の構築 | 国立大学法人東北大学 | 東北大学病院 臨床研究推進センター・センター長 | 青木 正志 |
多様な異分野研究の萌芽発掘から革新的医療シーズへの進化を導く持続的開発推進 | 学校法人慶應義塾 | 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター・教授/センター長 | 長谷川 奉延 |
医療実用化を目指した革新的シーズの持続的創成 | 国立大学法人京都大学 | 医学部附属病院 先端医療研究開発機構・機構長 | 波多野 悦朗 |
異分野融合型研究開発の推進による未来医療創出 | 国立大学法人大阪大学 | 医学部附属病院未来医療開発部・部長 | 宮川 繁 |
「総合知」を結集したトランスディシプリナリー型異分野融合研究基盤の創出 | 国立大学法人九州大学 | 生命科学革新実現化拠点・教授/病院地区副学長/拠点長 | 赤司 浩一 |
4.評価項目
- 達成状況について
- 成果について
- 実施体制・実施内容
- 今後の見通し
- その他事業で定める事項
- 総合評価
5.総評
橋渡し研究プログラム異分野融合型研究開発推進支援事業は、医歯薬系以外の異分野領域から医療応用に向けて開発するシーズをより早期の段階から発掘・選定し、補助事業費の総額の範囲内でシーズ研究開発費を配分しシーズの育成を行うとともに、医療応用に向けたセミナー・シンポジウム等を実施します。これらの取組を通して、異分野融合型研究開発シーズの早期支援強化を図るとともに、橋渡し研究支援の質の向上を目標としています。
令和6年度末に終了する5課題について事後評価を行いました。いずれの課題においても、計画した成果を上回る優れた成果が得られたと評価されました。最も評価の高かった課題においては、異分野融合型シーズを発掘するための学内外の連携体制が構築され、シーズ発掘のための学内外への説明会などの周知活動も積極的に行っている点や、支援シーズの数も多く、支援する中で企業との共同研究契約や企業と連携した特許出願に至ったシーズの数も多い点が高く評価されました。
掲載日 令和7年3月19日
最終更新日 令和7年3月19日