医薬品研究開発課 次世代がん医療加速化研究事業 事後評価結果 (令和5年度終了課題)

次世代がん医療加速化研究事業における事後評価結果 (令和5年度終了課題)を公表します。

事後評価の目的

研究開発課題等について、達成状況、研究成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業等の運営の改善に資することを目的とします。

課題評価委員会

開催日:令和5年11月17日(全体評価委員会にて評価結果の確定日)
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。

課題評価対象課題

評価項目

事後評価に当たり考慮すべき事項は、次のとおりとします。

  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 実施体制
  • 今後の見通し
  • 事業で定める事項及び総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

総評

本事業では、「がん研究10か年戦略」等に基づくがん研究の推進を目的に、次世代がん医療の創生に向けて出口を意識した国際的にも質の高い基礎的研究を支援し、企業やAMED他事業への導出を進めるとともに、がんの本質の更なる追究に努め、臨床現場を大きく変革するような、新たな医薬品等の早期社会実装に繋がる研究開発の加速化を図ることで、日本のみならず、世界のがん患者やその家族の『希望』となる研究成果の創出に繋げることを目指しています。

【評価概略】
令和5年度の事後評価では、令和4年度に採択し、令和5年度に終了する応用研究フェーズ30課題、探索研究フェーズ16課題の計46課題を対象に実施しました。

【評価結果】
課題評価委員会で事後評価を実施した結果、各研究開発課題の総合評点は5.3~8.3点に分布し、平均点が6.8以上となり、総合的には計画した成果が十分得られていると評価されました。一方、平均点が6.0点未満の研究開発課題5課題については、計画した目標の成果が得られた部分もあるが、未達あるいは未完了であることから、目標を下回る成果の部分があると評価されました。
本評価結果については、日本医療研究開発機構において、今後の事業実施に活用してまいります。

掲載日 令和6年4月10日

最終更新日 令和6年4月10日