医薬品研究開発課 創薬基盤推進研究事業 事後評価結果 (令和2年度終了課題)

創薬基盤推進研究事業における事後評価結果 (令和2年度終了課題)を公表します。

事後評価の目的

研究開発課題等について、実施状況、成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日:令和3年3月23日

課題評価委員

評価項目

  1. 研究開発達成状況
    • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  2. 研究開発成果
    • 予定していた成果が着実に得られたか
    • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
    • 成果は新技術の創出に資するものであるか
    • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
    • 必要な知的財産の確保がなされたか
  3. 実施体制
    • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
    • 十分な連携体制が構築されていたか
  4. 今後の見通し
    • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
    • 創薬の基盤として汎用性(応用性)が認められたか
    • 創薬の基盤として継続・発展性が認められたか
    • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
    • 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
    • 必要な知的財産権等の確保がなされた上で、専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか
  6. 総合評価
    • 上記1~5を勘案して総合評価する

対象課題及び評価結果一覧

平成28年度開始~令和2年度終了課題
開始年度 終了年度 課題名 代表機関名 職名 研究開発
代表者名
事後評価
報告書
平成28年 令和2年 イマチニブをツールとした自己免疫性水疱症における創薬基盤研究 京都大学 教授 椛島 健治 ダウンロード
平成28年 令和2年 薬用植物の国内栽培推進を指向した基盤技術及び創薬資源の開発に関する研究 医薬基盤・健康・栄養研究所 センター長 川原 信夫 ダウンロード
平成28年 令和2年 ヒトへの外挿性を向上させた培養細胞資源開発と供給体制整備 医薬基盤・健康・栄養研究所 研究リーダー 小原 有弘 ダウンロード
平成28年 令和2年 マウスバンク機能の拡充による創薬イノベーションの迅速化 熊本大学 教授 竹尾 透 ダウンロード
平成28年 令和2年 産学連携全国がんゲノムスクリーニングプログラム:SCRUM-Japanを活用したプレシジョンメディスン推進基盤構築研究 国立がん研究センター 分野長 土原 一哉 ダウンロード
平成28年 令和2年 抗PD-1抗体治療患者における個別免疫担当細胞レベルにおける免疫応答の解析研究 国立がん研究センター 副院長・先端医療科長 土井 俊彦 ダウンロード
平成28年 令和2年 国産麻黄自給率10%達成に向けた研究 東京農業大学 教授 御影 雅幸 ダウンロード
平成28年 令和2年 創薬に資する高度実験動物霊長類の作製と疾患モデルの構築・解析 医薬基盤・健康・栄養研究所 センター長 保富 康宏 ダウンロード
平成28年 令和2年 ポジトロンCTで脳内炎症が確認された患者に対するミクログリア活性化抑制薬の有効性検証 理化学研究所 チームリーダー 渡辺 恭良 ダウンロード

 

平成30年度開始~令和2年度終了課題

開始年度 終了年度 課題名 代表機関名 職名 研究開発
代表者名
事後評価
報告書
平成30年 令和2年 医薬品の非臨床試験におけるγ-H2AXの免疫組織化学染色を用いたin vivo遺伝毒性早期検出法に関する研究開発 国立医薬品食品衛生研究所 部長 小川 久美子 ダウンロード
平成30年 令和2年 cfDNA およびエクソソーム RNAをバイオマーカーとした医薬品の次世代毒性評価法の開発 国立医薬品食品衛生研究所 室長 小野 竜一 ダウンロード
平成30年 令和2年 疾患モデルとしての有害事象の解析による創薬標的の導出 京都大学 教授 金子 周司 ダウンロード
平成30年 令和2年 最新の構造解析技術を活用したGPCR創薬のための技術基盤の構築 関西医科大学 教授 小林 拓也 ダウンロード
平成30年 令和2年 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の新規創薬ターゲットの同定 東京大学 講師/第一副部長 高田 龍平 ダウンロード
平成30年 令和2年 次世代バイオ医薬品の高度な生産技術に関する人材育成に資する教育プログラムの作成 バイオロジクス研究・トレーニングセンター 代表理事 豊島 聰 ダウンロード
平成30年 令和2年 有機リチウム反応の高次制御によるクロスカップリング反応プロセスの高度化 京都大学 准教授 永木 愛一郎 ダウンロード
平成30年 令和2年 フロー精密合成を用いた医薬品原体合成法の開発 三重大学 教授 八谷 巌 ダウンロード
平成30年 令和2年 免疫グロブリン製剤(IVIG)の抗冠動脈炎症の分子メカニズム解明に基づく、IVIG不応川崎病症例に対する新規治療薬開発を目指した研究 国立成育医療研究センター 室長 松田 明生 ダウンロード
平成30年 令和2年 Indolent ATLの分子標的同定とEZH1/2阻害薬の適応拡大を目指した研究 東京大学 特任講師 山岸 誠 ダウンロード

(研究代表者50音順)

掲載日 令和3年7月6日

最終更新日 令和3年7月6日