拠点研究事業課 橋渡し研究プログラム 令和4年度事後評価(preF、シーズB、シーズC)

橋渡し研究プログラムにおける事後評価結果を公表します。

1.事後評価の目的

事後評価は、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
橋渡し研究プログラム(以下、本プログラム)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に実施しました。

2.課題評価委員会

開催日:
令和5年8月8日 【preF】
令和5年8月28日【シーズB、シーズC】
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください
評価委員一覧

3.事後評価対象課題

4.評価項目

  • preF
    研究開発達成状況
    研究開発成果
    研究開発実施と橋渡し研究支援機関の支援体制
    今後の見通し
    総合的に勘案すべき項目
    総合評価
  • シーズB
    研究開発達成状況
    研究開発成果
    研究開発実施と橋渡し研究支援機関の支援体制
    今後の見通し
    総合的に勘案すべき項目
    総合評価
  • シーズC
    研究開発達成状況
    研究開発成果
    研究開発実施と橋渡し研究支援機関及び臨床研究中核病院の支援体制
    今後の見通し
    総合的に勘案すべき項目
    総合評価

5.総評

本プログラムでは、橋渡し研究支援機関を活用し、アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために研究費等の支援を行い、革新的な医薬品・医療機器等を創出することを大きな目標としつつ、短期的には、支援シーズのステージアップや企業等への導出、より開発後期のAMED他事業に橋渡しすることを目指しています。
令和4年度末に終了した5課題(preF 4課題、シーズB 1課題)および令和5年度に繰り越し令和5年6月末に終了した1課題(シーズC)について事後評価を行いました。
評価結果について、対象課題のうち5課題(preF 4課題、シーズB 1課題)については、十分に着実な成果が得られた、企業との連携体制が構築されている、基本特許の日米欧での権利化を完了しているなど、シーズの実用化に向けて概ね期待通りの進捗と成果が得られたと評価されました。
シーズCの1課題については、患者組み入れが無く、ワクチン製造に用いるアジュバントの使用期限切れに際し、新たなアジュバントが入手困難で、ワクチンの供給が中断する見込みとなり、治験継続の見通しが立たず早期終了したことから、計画していた進捗と成果が得られなかったと評価されました。

最終更新日 令和5年9月27日