橋渡し研究プログラム 橋渡し研究プログラム(橋渡し研究支援プログラム)令和6年度事後評価(preF、シーズF、シーズB、シーズC)

橋渡し研究プログラム(橋渡し研究支援プログラム)における事後評価結果を公表します。

1.事後評価の目的

事後評価は、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
橋渡し研究プログラム(橋渡し研究支援プログラム)(以下、本プログラム)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に実施しました。

2.課題評価委員会

開催日:
令和7年8月21日【preF、シーズF、シーズB、シーズC】
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください
評価委員一覧

3.事後評価対象課題

4.評価項目

【preF、シーズF、シーズB、シーズC】
  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 研究開発実施と橋渡し研究支援機関の支援体制
  • 今後の見通し
  • 総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

5.総評

本プログラムでは、橋渡し研究支援機関を活用し、アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために研究費等の支援を行い、革新的な医薬品・医療機器等を創出することを大きな目標としつつ、短期的には、支援シーズのステージアップや企業等への導出、より開発後期のAMED他事業に橋渡しすることを目指しています。

令和6年度末に終了した26課題(preF 18課題、シーズF 1課題、シーズB 4課題、シーズC 3課題)および令和7年度に繰り越し令和7年6月末に終了したシーズC 1課題について事後評価を行いました。
評価の結果、23課題(preF 15課題、シーズF 1課題、シーズB 4課題、シーズC3課題)については、十分に着実な成果が得られており、企業との連携体制が構築されていること、出口戦略が具体化されつつあることなどから、シーズの実用化に向けて概ね期待通りの進捗と成果が得られたと評価されました。
一方で、4課題については、期待された効果が得られなかったことに加え、競争の激しい領域において十分な優位性を示すには至っていないこと、非臨床データが不十分なため臨床試験開始までに相当の時間を要する見込みであること、症例リクルートの困難さや有害事象の発生、等により、計画していた進捗と成果が得られなかったと評価されました。

最終更新日 令和7年9月30日