医薬品研究開発課 創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業(BINDS) 事後評価結果

創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業 創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BINDS)における事後評価結果を公表します。

事後評価の目的

研究開発課題について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日・内容

令和3年6月2日(水) 評価結果の確認・総合討論・最終化

評価対象

全課題

課題評価委員

評価方法

  1. 評価単位
    ネットワーク課題はネットワーク課題毎、個別課題は個別課題毎に評価。
  2. 事後評価報告書
    被評価者は、事後評価報告書を機構に提出。
  3. 書面評価
    研究開発課題ごとに担当の委員を定め、事後評価報告書等に基づき、評価項目の観点から課題の書面評価を実施。
  4. 総合討論による評価結果の最終化
    課題評価委員会は、全課題に対する書面評価結果の妥当性について、総合討論を実施し、評価結果を最終化。

評価項目

  1. ① 研究開発進捗状況
  2. ② 研究開発成果
  3. ③ 実施体制
  4. ④ 今後の見通し
  5. ⑤ その他事業で定める事項
  6. ⑥ 総合評価

評点

委員は、①~⑤の各評価項目を以下の10段階評価で評点を付け、この評点を勘案の上、⑥総合評価について10点満点の評点を付ける。

評価結果の取りまとめ

各評価委員の総合評価の点の平均値(四捨五入により小数点第1位まで)を、当該申請課題についての課題評価委員会の評点とする。
委員会での審議により評点が6.0 点未満の課題は、計画どおり進捗していない(計画した成果が得られていない)ものとして取り扱う。

評価結果

全課題について、いずれも課題評価委員会の総合評価点6.0 以上であり、期待通り、またはそれ以上の進捗と成果が得られていると判断された。

評価結果の活用

機構は、事後評価の結果について、事業を担当するPS 及びPO による確認を経た上で、以後の研究開発の推進方策及び研究開発成果等の展開に活用するとともに、事業の改善に活用する。

評価結果の公開

評点については、以下のカテゴリーで公開する。

  • ≧8.5 : 極めて優れている
  • 7.5 – 8.4 : 大変優れている
  • 6.5 – 7.4 : 優れている
  • 5.5 – 6.4 : 妥当である

対象課題及び事後評価報告書

プラットフォーム機能最適化ユニット

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 創薬等ライフサイエンス研究を促進する研究支援とデータサイエンス 早稲田大学 教授 由良 敬 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究を促進する研究支援とデータサイエンス 大阪大学 教授 栗栖 源嗣 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究を促進する研究支援とデータサイエンス 東北大学 教授 木下 賢吾 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究を促進する研究支援とデータサイエンス 東京大学 特任教授 田之倉 優 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究を促進する研究支援とデータサイエンス 長浜バイオ大学 教授 白井 剛 ダウンロード

構造解析ユニット/構造解析領域

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 創薬等ライフサイエンス研究のための相関構造解析プラットフォームによる支援と高度化(SPring-8/SACLAにおけるタンパク質立体構造解析の支援および高度化) 理化学研究所 部門長 山本 雅貴 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究のための相関構造解析プラットフォームによる支援と高度化(PFにおけるタンパク質立体構造解析の支援と高度化、相関構造解析への展開) 高エネルギー加速器研究機構 教授 千田 俊哉 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究のための相関構造解析プラットフォームによる支援と高度化(創薬等ライフサイエンス研究のための多階層構造生命科学解析技術の支援と高度化) 大阪大学 教授 中川 敦史 ダウンロード
29 3 創薬等ライフサイエンス研究のための相関構造解析プラットフォームによる支援と高度化(NMR相互作用による創薬基盤技術の開発と支援) 横浜市立大学 教授 朴 三用 ダウンロード
29 3 クライオ電顕による細胞内ネイティブ複合体構造解析 東京大学 教授 吉川 雅英 ダウンロード
29 3 クライオ電子顕微鏡によるタンパク質等構造解析―最高の支援体制の構築 沖縄科学技術大学院大学 セクションリーダー Bruno Humbel ダウンロード
29 3 クライオ電子顕微鏡法による生体分子構造解析の高分解能化と効率化を目指した研究 大阪大学 特任教授 難波 啓一 ダウンロード
29 3 クライオ電子顕微鏡を用いた膜タンパク質の高分解能動的構造解析と技術人材育成支援 三重大学 特任教授 谷 一寿 ダウンロード

構造解析ユニット/タンパク質生産領域

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 クライオ電子顕微鏡のフィードバックに基づく膜タンパク質複合体の生産と技術支援 名古屋大学 教授 大嶋 篤典 ダウンロード
29 3 Structure-based protein designを駆使した抗体代替物の創成と高難度組換え蛋白質生産の支援 大阪大学 教授 高木 淳一 ダウンロード
29 3 エピジェネティクス研究と創薬のための再構成クロマチンの生産と性状解析 東京大学 教授 胡桃坂 仁志 ダウンロード
29 3 コムギ無細胞系による構造解析に適した複合体タンパク質生産・調製技術と低分子抗体作製技術の創出 愛媛大学 教授 澤崎 達也 ダウンロード
29 3 抗体関連高度開発支援と糖鎖細胞工学による高度化 東北大学 教授 加藤 幸成 ダウンロード
29 3 次世代構造創薬研究を先導するヒト膜タンパク質・抗体の生産技術支援 京都大学 教授 岩田 想 ダウンロード
29 3 哺乳類細胞発現系を用いた創薬関連高難度ヒト膜タンパク質の生産から結晶化へ向けたワンストップ支援とその高度化 京都大学 准教授 小川 治夫 ダウンロード
29 3 統合的構造解析に向けた高難度複合体の生産支援と高度化 理化学研究所 チームリーダー 白水 美香子 ダウンロード
29 3 全自動大規模結晶化スクリーニングシステムを用いたX線結晶構造解析の支援と高度化 高エネルギー加速器研究機構 准教授 加藤 龍一 ダウンロード

ケミカルシーズ・リード探索ユニット/ライブラリー・スクリーニング領域

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 創薬基盤の融合による戦略的イノベーション創出(化合物ライブラリー整備と支援・高度化による創薬研究の推進) 大阪大学 教授 辻川 和丈 ダウンロード
29 3 実践創薬ナレッジとイノベーションで拓くリード創出(大型創薬研究基盤を活用したスクリーニング支援) 東京大学 特任教授 小島 宏建 ダウンロード
29 3 実践創薬ナレッジとイノベーションで拓くリード創出(新興・再興感染症および放射線障害創薬を中心とするHTS支援と高度化) 長崎大学 教授 武田 弘資 ダウンロード
29 3 特殊ペプチド探索技術が加速する生命科学と創薬の支援 東京大学 教授 菅 裕明 ダウンロード
29 3 グリーンファルマを基盤にした創薬オープンイノベーションの推進 九州大学 教授 大戸 茂弘 ダウンロード
29 3 臨床研究につなぐワンストップ創薬支援 京都大学 教授 萩原 正敏 ダウンロード
29 3 化合物ライブラリーを基盤とした北のアカデミア発創薬の加速 北海道大学 教授 前仲 勝実 ダウンロード
29 3 リード創製を指向した物理化学的品質評価技術の開発と支援 東京大学 教授 津本 浩平 ダウンロード
29 3 オープンイノベーションを基軸としたアカデミア創薬の推進 東北大学 教授 山本 雅之 ダウンロード
29 3 大村天然化合物ライブラリーの基盤構築と創薬研究ネットワークの確立による創薬リード創製 北里大学 准教授 岩月 正人 ダウンロード
29 3 ポスト抗体医薬:進化分子工学による分子標的ペプチドの開発 大阪府立大学 教授 藤井 郁雄 ダウンロード

ケミカルシーズ・リード探索ユニット/構造展開領域

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 創薬基盤の融合による戦略的イノベーション創出(構造展開とADMET評価に基づく創薬研究の推進) 大阪大学 特任教授 春田 純一 ダウンロード
29 3 実践創薬ナレッジとイノベーションで拓くリード創出(実践創薬ナレッジで拓くワンストップアカデミア創薬リード創出) 東京大学 特任教授 宮地 弘幸 ダウンロード
29 3 実践創薬ナレッジとイノベーションで拓くリード創出(成功確率の高いリード創出を支援する高機能ADMET評価基盤の構築) 慶應義塾大学 准教授 大江 知之 ダウンロード
29 3 ヒット化合物の迅速プローブ化技術の高度化による創薬・生命科学研究支援 東京医科歯科大学 教授 細谷 孝充 ダウンロード
29 3 多彩な天然物合成と反応開発が加速させる創薬研究 名古屋大学 教授 横島 聡 ダウンロード
29 3 最先端の合成テクノロジーに立脚した自在な構造展開を可能にする創薬拠点 東北大学 教授 岩渕 好治 ダウンロード
29 3 遺伝子発現制御と塩基配列認識を基盤とするライブラリー創薬支援 京都大学 教授 杉山 弘 ダウンロード

バイオロジカルシーズ探索ユニット

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 生体試料を用いた大規模機能ゲノミクス解析による創薬等支援及び技術基盤の整備(高度化) 理化学研究所 副センター長 カルニンチ ピエロ ダウンロード
29 3 先進メチローム解析の支援と高度化 九州大学 教授 伊藤 隆司 ダウンロード
29 3 創薬等支援のための1細胞・微小生体組織のトランスクリプトーム解析 早稲田大学 教授 竹山 春子 ダウンロード
29 3 ゲノム高次構造と転写ネットワークの統合的理解に向けた技術開発 東京大学 教授 白髭 克彦 ダウンロード
29 3 ゲノム編集等の技術を用いた疾患モデルマウスの作製とゲノムエンジニアリング技術の開発 かずさDNA研究所 主任研究員 中山 学 ダウンロード
29 3 次世代型疾患モデル動物作出 群馬大学 教授 畑田 出穂 ダウンロード
29 3 ヒト化マウスを基盤とした創薬支援プラットフォーム 実験動物中央研究所 部門長 末水 洋志 ダウンロード
29 3 アカデミア創薬支援を目的とした統合的な心血管安全性評価試験系の開発 東邦大学 教授 内藤 篤彦 ダウンロード
29 3 アカデミア創薬における薬物動態・安全性評価基盤の構築 大阪大学 教授 中川 晋作 ダウンロード
29 3 人工染色体技術を用いたヒト化マウス/ラットおよび多機能細胞による創薬支援 鳥取大学 准教授 香月 康宏 ダウンロード

インシリコユニット

採択年度
(平成)
終了年度
(令和)
補助事業課題名 代表機関名 役職 補助事業
代表者名
事後評価
報告書
29 3 モデリングとシミュレーションによる生体高分子の構造機能解析 量子科学技術研究開発機構 グループリーダー 河野 秀俊 ダウンロード
29 3 タンパク質の複合体構造・分子間相互作用・ダイナミクス・機能の予測と解析 東京大学 准教授 寺田 透 ダウンロード
29 3 バイオマーカーおよび治療法開発を加速するデータ駆動型モデリング 大阪大学 教授 Daron Standley ダウンロード
29 3 分子動力学計算による構造生物学データを活用した構造ダイナミクス研究 横浜市立大学 教授 池口 満徳 ダウンロード
29 3 タンパク質の高次構造情報を利用した創薬等研究加速に向けたバイオインフォマティクス研究 産業技術総合研究所 研究チーム長 富井 健太郎 ダウンロード
29 3 生薬データベースの高度化と構造創薬への応用 奈良先端科学技術大学院大学 教授 金谷 重彦 ダウンロード
29 3 大規模分子シミュレーションによるインシリコスクリーニング支援と構造インフォマティクス技術の高度化 東京工業大学 准教授 関嶋 政和 ダウンロード
29 3 構造インフォマティクスとFMO計算を融合したインシリコスクリーニング支援研究 理化学研究所 チームリーダー 本間 光貴 ダウンロード
29 3 分子モデリングおよびシミュレーションを活用したインシリコ創薬支援 筑波大学 教授 広川 貴次 ダウンロード

最終更新日 令和5年3月23日