ゲノム・データ研究開発課 医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業(認知症対応型AI・IoTシステム研究推進事業)
基本情報
分野 | ゲノム・データ基盤プロジェクト,老年医学・認知症 |
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事業年度 | 令和2年4月1日~令和5年3月31日 |
開発フェーズ | 該当なし |
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概要
政府の認知症施策推進関係閣僚会議が公表した「認知症施策推進大綱」(令和元年6月18日)では、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人や家族の視点を重視しながら、「共生」と「予防」を車の両輪として施策を推進していくとされています。
認知症に伴う徘徊、暴言、拒絶、せん妄等の行動・心理症状(BPSD*)については、総務省の過去の事業において、IoTセンサーで得たデータと従前のケア方法をAIが解析して介護者に通知することで、その発症を一定程度予防し、介護負担を軽減する効果があるという知見が得られており、こうした成果の実用化と介護現場への普及が望まれます。
本事業では、複数の研究者によるIoTデータ基盤を構築し、IoTデータ等を収集し、BPSDの事前予測に関するAI解析及びその精度向上等を行います。また、医療現場や在宅介護においても展開可能なIoTセンサーの最適な組み合わせやAIの研究開発、その他認知症ケアに有用なシステムの研究開発を進めます。これらにより、患者の方々のQOL 向上と介護負担の大幅な軽減に繋がることが期待されます。
出典:総務省ホームページ(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/iryou_kaigo_kenkou.html)
*Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia
公募情報
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令和2年3月30日令和2年度 「認知症対応型AI・IoTシステム研究推進事業」の採択課題について
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令和2年1月8日 終了令和2年度 「認知症対応型AI・IoTシステム研究推進事業」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2025(令和7)年 成果情報一覧をご覧ください。
評価・課題管理体制
- プログラムスーパーバイザー(PS)
- 神庭 重信 国立大学法人九州大学 名誉教授
- プログラムオフィサー(PO)
- 砂田 薫 学校法人国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 主幹研究員
評価結果
評価結果につきましては、下記リンクをご覧ください。
関連リンク
最終更新日 令和6年1月22日