革新的先端研究開発課 革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)

感染症創薬に向けた研究基盤の構築と新規モダリティ等の技術基盤の創出

【研究開発目標】感染症創薬科学の新潮流

研究開発領域概要

本研究開発領域では、感染症創薬分野における基礎研究を飛躍的に加速させるための基盤および技術の確立を目指します。
新興・再興感染症の流行時に即時対応するためには、病原体の性状や宿主との相互作用を理解した上で予防・診断・治療薬の開発を行い、更には実用化するというプロセスを迅速に進めていく必要があります。一方で、病原体の多様性、潜伏感染等に起因する完治の難しさ、流行予測の困難さ、流行時の即時対応の必要性といった感染症特有の問題等により、創薬シーズを先々の研究開発につなげていく流れの中で、とりわけ基礎研究のプロセスが律速となっています。
本研究開発領域では、細菌、真菌、ウイルス等の感染症創薬研究の基盤・技術や研究リソース、既存創薬シーズを、実用化を見据えて戦略的に組み合わせ、また、異分野融合研究を強力に推進することにより、感染症創薬の基礎フェーズにおいて律速となっている課題の解決を目指します。また、将来にわたり予想される新たな感染症に対して創薬の観点から即応できる体制構築に向けて、新規モダリティの創出や既存モダリティの最適化、感染症創薬の革新的基盤技術の創出につながる成果を蓄積します。

発足年度

令和3年度

評価・運営体制

研究開発総括(プログラムスーパーバイザー/PS)

土井 洋平
藤田医科大学医学部 教授 ピッツバーグ大学医学部 教授

研究開発副総括(プログラムオフィサー/PO)

松浦 善治
大阪大学 感染症総合教育研究拠点 / 微生物病研究所 特任教授

アドバイザー

岩崎 甫
山梨大学 副学長
佐藤 淳子
医薬品医療機器総合機構 執行役員
澤 洋文
北海道大学創成研究機構ワクチン研究開発拠点 教授
高橋 宣聖
国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター センター長
俵 修一
(元)岡山理科大学獣医学部 教授
津本 浩平
東京大学大学院工学系研究科 / 医科学研究所 教授
平井 敬二
北里大学大村智記念研究所 客員教授
本間 光貴
理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー
山野 佳則
塩野義製薬株式会社 創薬疾患研究所 感染症領域シニアフェロー
山本 友子
千葉大学 監事

パンフレット

最終更新日 令和6年8月20日