再生医療研究開発課 再生医療実用化研究事業における平成29年度課題評価結果(中間)について

平成30年3月
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
戦略推進部再生医療研究課

平成29年度「再生医療実用化研究事業」の中間評価結果を公表します。

1.中間評価の趣旨

中間評価は、各課題等の情勢の変化や研究開発の進捗状況等から、各課題等の推進に当たって必要な場合には、中断・中止を含めた研究開発計画の見直し等を行うことにより、今後の研究開発及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
再生医療実用化研究事業では、本事業における中間評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に課題評価委員会において中間評価を実施しました。

2.中間評価対象課題

開始
年度
終了
年度
研究開発代表者 研究開発機関名 研究開発課題名
29 31 福田 恵一 慶應義塾大学 iPS細胞を用いた再生心筋細胞移植による重症心不全治療法の確立
29 31 朝比奈 泉 長崎大学 難治性唾液腺萎縮症に対する高機能細胞治療薬E-MNCに関する臨床研究

3. 課題評価委員会

平成30年1月23日

4. 課題評価委員

5. 評価項目

  1. 研究開発達成状況について
  2. 研究開発成果について
  3. 実施体制
  4. 今後の見通し
  5. 薬事戦略相談の活用

6.総評

本事業では、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づく臨床研究を実施すること、企業等の協力を得ながらプロトコールを組み医師主導治験を実施すること等を目標とし、再生医療の早期実用化を目指しています。
中間評価では、対象2課題ともに、進捗に遅れが認められるとの評価がなされ、一定の期間を経た後に再度進捗を確認することが必要との判断がなされました。また、再度の進捗確認結果を踏まえ、研究開発計画の見直し等を行うことが決定されました。

最終更新日 平成30年3月22日