再生医療研究開発課 再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)における事後評価結果(令和4年度終了課題)について

「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)」における令和4年度終了課題の事後評価結果を公表します。

事後評価

1.事後評価の趣旨

事後評価は、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)において、本事業における事後評価の評価項目に沿って、課題評価委員会において書面審査およびヒアリング審査による事後評価を実施しました。

2.事後評価対象課題

事後評価対象は1課題で、令和3年度に採択され、令和4年度末に2年間の研究開発期間が終了したものです。

研究開発課題名 研究代表機関 研究開発代表者 役職
同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の製品化に向けたセルバンク構築を含む企業治験開始のための研究開発 株式会社セルシード 橋本 せつ子 代表取締役社長

3.課題評価委員会

書面評価:令和5年8月15日~9月1日
評価委員会:令和5年9月29日

4.評価項目

  1. 研究開発達成状況
  2. 研究開発成果
  3. 実施体制
  4. 今後の見通し
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  6. 総合評価

5.総評

本事業は、再生医療等製品の産業化を目的として、開発の主体となる企業(ベンチャー企業を含む。)の研究開発を支援する補助事業(最長3年間、全体の3分の2をAMEDが負担、3分の1を企業が負担)です。薬事規制に沿った非臨床安全性試験や品質確立、製造方法の確立等、国内又は国外での企業治験に進むために必要な研究開発を支援しています。これにより、当該再生医療等製品シーズの価値を高めて、将来的にはベンチャー・キャピタル等からの資金調達や他の製薬企業等への導出を促進すると共に、当該再生医療等製品の普及に必要となるサプライチェーンの構築を促進することを目指しています。
今回対象の1課題について、総合的には計画通りに進捗し、概ね計画した成果が得られたと評価されました。

掲載日 令和5年12月15日

最終更新日 令和5年12月15日