ゲノム・データ研究開発課 「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業先端ゲノム研究開発(GRIFIN)」平成28年度採択課題事後評価結果について

「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業先端ゲノム研究開発(GRIFIN)」平成28年度採択課題の事後評価結果を公表します。

1.事後評価の趣旨

事後評価は、課題等について研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。

「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業先端ゲノム研究開発(GRIFIN)」では、本事業における事後評価の評価項目に沿って、平成28年度採択課題について評価対象課題別に課題評価委員会において書面審査及びヒアリング審査による事後評価を実施しました。

2.評価項目

①研究開発達成状況について
  • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  • データマネジメントプランは確実に実行されたか
②研究開発成果について
  • 予定していた成果が着実に得られたか
  • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされたか
③実施体制
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
  • 十分な連携体制が構築されていたか
④今後の見通し
  • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
⑤総合評価
①~④及び下記の事項を勘案して総合評価する
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
  • 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
  • 専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか

3.課題評価委員会

書面審査:令和2年8月24日~9月7日
ヒアリング審査:令和2年9月11日および14日

4.課題評価委員

5.対象課題及び事後評価結果一覧

「事後評価報告書」欄のPDFアイコンをクリックすると報告書が表示されます。

研究開発課題名 所属機関 役職 研究開発
代表者
事後評価
報告書
精神・神経疾患治療薬及びがん治療薬におけるファーマコゲノミクス研究 理化学研究所 チームリーダー 莚田 泰誠 ダウンロード
糖尿病の遺伝・環境因子の包括的解析から日本発次世代型精密医療を実現するプロジェクト 東京大学 特任教授 門脇 孝 ダウンロード
多因子疾患の個別化予防・医療を実現するための公開統合ゲノム情報基盤の構築 東北大学 機構長 山本 雅之 ダウンロード
ヒトゲノムDe Novo情報解析テクノロジーの創出 東京大学 教授 森下 真一 ダウンロード
日本人大規模全ゲノム情報を基盤とした多因子疾患関連遺伝子の同定を加速する情報解析技術の開発と応用 国立国際医療研究センター 中央バイオバンク長・
戸山プロジェクト長
徳永 勝士 ダウンロード
パーキンソン病に対する真の意味のオーダーメイド治療を目指した研究 東京大学 教授 戸田 達史 ダウンロード
先進的シークエンス情報解析技術基盤の開発 東京大学 特任准教授 藤本 明洋 ダウンロード
精神疾患のゲノム医療実現に向けた統合的研究 理化学研究所 チームリーダー 加藤 忠史 ダウンロード

最終更新日 令和2年10月21日