ゲノム・データ研究開発課 「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」令和2年度事後評価結果について

「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」令和2年度の事後評価結果を公表します。

1.事後評価の趣旨

事後評価は、課題等について研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。

「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」では、本事業における事後評価の評価項目に沿って、平成28年度採択課題を対象に課題評価委員会において書面審査及びヒアリング審査による事後評価を実施いたしました。

2.評価項目

①研究開発達成状況
  • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  • データマネジメントプランは確実に実行されたか
②研究開発成果
  • 予定していた成果が着実に得られたか
  • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされたか
③実施体制
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
  • 十分な連携体制が構築されていたか
④今後の見通し
  • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
⑤事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
  • 若手研究者のキャリアパス支援が図られていたか
  • 専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られていたか
⑥総合評価
①~⑤の事項を勘案して総合評価する

3.課題評価委員会

書面審査:令和2年12月28日~令和3年1月28日
ヒアリング審査:令和3年2月12日

4.課題評価委員

5.対象課題及び事後評価結果一覧

「事後評価報告書」欄のPDFアイコンをクリックすると報告書が表示されます。

研究開発課題名 所属機関 役職 研究開発代表者 事後評価報告書
真に個別患者の診療に役立ち領域横断的に高い拡張性を有する変異・多型情報データベースの創成 慶應義塾大学 教授 小崎 健次郎 ダウンロード
ゲノム医療を促進する臨床ゲノム情報知識基盤の構築 京都大学 教授 奥野 恭史 ダウンロード

最終更新日 令和3年3月31日