疾患基礎研究課 革新的がん医療実用化研究事業 令和4年度事後評価

革新的がん医療実用化研究事業における事後評価結果を公表します。

1.事後評価の趣旨

事後評価は、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業運営の改善に資することを目的として実施します。

革新的がん医療実用化研究事業(以下、本研究事業)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に書面審査及びヒアリング審査にて事後評価を実施しました。

2.事後評価委員会

開催日:令和4年9月23日、25日、29日、30日、10月3日、6日、7日

評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。

3.事後評価対象課題

4.評価項目

  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 実施体制
  • 今後の見通し
  • 事業で定める事項及び総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

5.総評

本研究事業では、「がん研究10か年戦略」を踏まえて、我が国の死亡原因の第一位であるがんについて、患者・社会と協働した研究を総合的かつ計画的に推進することにより、がんの根治、がんの予防、がんとの共生をより一層実現し、「がん対策推進基本計画」の全体目標である「がんによる死亡者の減少」、「全てのがん患者とその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の維持向上」、「がんになっても安心して暮らせる社会の構築」を達成することを目指します。

令和3年度に終了した9課題及び令和4年度末に終了予定となっている110課題(計119課題)について事後評価を実施しました。(領域別内訳数は、領域1は20課題、領域2は15課題、領域3は15課題、領域4は13課題、領域5は23課題、領域6は33課題)。評価結果については、「大変優れている(計画を超えて大変進捗)」と評価された課題は5課題、「優れている(計画を超えて進捗)」は47課題、「良い(計画どおり進捗)」は50課題、「やや良い(計画どおりに進捗していない部分があるが、概ね計画どおりに進捗)」は14課題、「良いとも悪いともいえない(計画どおりに進捗していない部分がある)」は3課題となりました。

最終更新日 令和5年5月29日