疾病克服に向けたゲノム医療実現プロジェクト オーダーメイド医療の実現プログラム
基本情報
分野 | ゲノム医療 |
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開発フェーズ | 基礎的 |
お問い合わせ先 |
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概要
ゲノム等に関する解析技術やそれを活用した研究開発の急速な進展により、遺伝要因等による個人ごとの違いを考慮した予防・診断・治療の実現への期待が高まっており、世界的にも取組が進められています。そのような個別化医療(オーダーメイド医療)の実現には、疾患とゲノム情報、遺伝子の発現に関するタンパク質や代謝物の情報、環境要因等の相互関係を解析することが必要であり、大規模なバイオバンクやコホート等の研究基盤が必須となっています。
オーダーメイド医療の実現プログラムでは、ゲノム医療研究を支える重要な研究基盤として3 大バイオバンクの一つに位置づけられた世界最大級の疾患バイオバンクであるバイオバンク・ジャパン(以下「BBJ」という。)を構築し、オーダーメイド医療の実現のため、疾患バイオバンク機能及びゲノム・データ解析機能等を活用して疾患の発症原因及び薬の治療反応性・副作用等の関連遺伝子を同定・検証するとともに、ゲノム情報を生かした診断・治療に資する研究を進めてまいりました。
本事業はH29年度をもって終了し、事業で収集・蓄積された試料、臨床情報、ゲノムデータが広くゲノム医療の実現に向け活用されるよう、その管理・運営はH30年度よりゲノム研究バイオバンク事業に引き継がれます。
詳細は以下のリンクもご覧ください。
公募情報
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平成27年8月28日平成27年度 「オーダーメイド医療の実現プログラム」の採択課題について
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平成27年7月1日 終了平成27年度 「オーダーメイド医療の実現プログラム」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。
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成果情報 令和3年8月20日卵巣の加齢性変化を制御する遺伝因子―妊孕性温存のための治療応用に期待―
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成果情報 令和3年8月19日日本人の鼠径ヘルニア(脱腸)に関わる遺伝子座を同定―非ヨーロッパ人集団で初の大規模ゲノム解析で解明―
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プレスリリース 令和3年7月9日クローン性造血の臨床予後への影響を解明―遺伝子変異とコピー数異常の統合的な知見―
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成果情報 令和3年7月1日体細胞モザイクはCOVID-19感染のリスクを高める―77万人を対象にした国際的な大規模解析による成果―
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プレスリリース 令和3年6月9日アトピー性皮膚炎発症の新しい遺伝因子―遺伝要因が影響する細胞も同定―
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プレスリリース 令和2年10月6日冠動脈疾患発症に関する遺伝的変異の影響を解明―60万人超の大規模ゲノム解析で明らかに―
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プレスリリース 令和2年6月25日日本人特有の白血病発症メカニズムの解明へ―バイオバンク・ジャパンデータベースの活用による成果―
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成果情報 令和2年6月24日ステロイド感受性ネフローゼ症候群の新たな疾患感受性遺伝子の発見―発症機序の解明や新たな治療法開発に期待―
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成果情報 令和2年6月19日虚血性心疾患に関わる新たな疾患感受性座位の発見ー発症に関わる遺伝要因の人種差の理解に貢献ー
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プレスリリース 令和2年6月9日疾患発症に関わる日本人の遺伝的特徴の解明―日本人21万人のゲノム解析により遺伝的変異を検索―
研究成果報告書
研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。
評価・運営体制
PS・PO
本事業は、事業の運営や各プログラムの連携協力・推進等の調整を行うプログラムスーパーバイザー(PS)と、PSを補佐して個々の課題の運営推進を行うプログラムオフィサー(PO)がマネージメントします。
- PS
- 高坂 新一(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 名誉所長)
- PO
- 石川 俊平(国立大学法人 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授)
中川 英刀(国立研究開発法人 理化学研究所 統合生命医科学研究センター チームリーダー)
事後評価報告書
事務処理説明書
オーダーメイド医療の実現プログラムは委託事業です。「事務処理説明書・様式集(委託研究開発契約)」をご参照ください。
パンフレット
事業の詳細は、以下資料内の該当ページをご覧ください。
※PDFファイルを開くと表示される目次ページ、または左側に表示される目次(しおり)一覧の該当事業名をクリックしていただくと説明ページに移動します。左側にしおりが表示されない場合は、ご利用になっているソフトウェアのヘルプなどをご覧ください。
最終更新日 平成30年4月4日