医薬品研究開発課 次世代がん医療創生研究事業 事後評価結果 (令和3年度終了課題)

次世代がん医療創生研究事業における事後評価結果 (令和3年度終了課題)を公表します。

事後評価の目的

研究開発課題等について、達成状況、研究成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業等の運営の改善に資することを目的とします。

課題評価委員会

開催日:令和3年11月19日(全体評価委員会にて評価結果の確定日)
評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。

課題評価対象課題

評価項目

事後評価に当たり考慮すべき事項は、次のとおりとします。

  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 実施体制
  • 今後の見通し
  • 事業で定める事項及び総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

総評

本事業は、次世代のがん医療の創生に向け、がんの生物学的特性の解明に迫る研究と、がん患者のデータに基づいた研究及びこれらの融合研究を推進することにより、革新的な治療薬や診断・予防のためのバイオマーカー等の開発・実用化を目的とした研究の加速化を目指します。

【評価概略】
本年度に終了する109課題(研究タイプ別内訳数は、応用研究タイプ65課題、標的探索研究タイプ42課題(内若手育成枠5課題)、およびサポート機関、技術支援班の2課題)を対象に事後評価を実施しました。

【評価結果】
課題評価委員会における事後評価各研究開発課題の総合評点は9.2~5.2点に分布し、総合評点平均は7.2点、うち102課題は、計画した成果を上回る成果が得られた又は計画した成果が得られた、うち7課題は、目標達成に向けての取り組みは認められるものの、計画した成果目標に到達していない部分があると評価されました。
なお、COVID-19による研究実施の遅延等の可能性についても考慮した上で、研究計画全体の達成度について審査・評価されました。
本事業は、令和3年度が事業最終年度となりますが、本評価結果については、日本医療研究開発機構において、今後の事業実施に活用してまいります。

掲載日 令和4年2月1日

最終更新日 令和4年2月1日