医薬品研究開発課 創薬基盤推進研究事業 中間評価結果(平成30年度開始~令和4年度終了予定課題)

創薬基盤推進研究事業における中間評価結果(平成30年度開始~令和4年度終了予定課題)を公表します。

中間評価の目的

研究開発課題等について、情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発課題の中断・中止を含めた研究開発計画の見直しの要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日:令和2年11月30日

課題評価委員

評価項目

  1. 研究開発達成状況
    • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
  2. 研究開発成果
    • 成果が着実に得られているか
    • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
    • 成果は新技術の創出に資するものであるか
    • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
    • 必要な知的財産の確保がなされているか
  3. 実施体制
    • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されているか
    • 十分な連携体制が構築されているか
  4. 今後の見通し
    • 今後研究を進めていく上で問題点はないか
    • 問題点がある場合は、研究内容等の変更が必要か
    • その際にはどのように変更又は修正をすべきか
    • 今後の研究開発計画は具体的で、明確な目標が設定されているか
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
    • 創薬の基盤として汎用性(応用性)が認められたか
    • 創薬の基盤として継続・発展性が認められたか
    • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守しているか
    • 若手研究者のキャリアパス支援が図られているか
    • 必要な知的財産権等の確保がなされた上で、専門学術雑誌への発表並びに学会での講演及び発表など科学技術コミュニケーション活動(アウトリーチ活動)が図られているか
    • 計画の見直し、中断・中止等の措置が必要か
  6. 総合評価
    • 1~5を勘案して、総合評価する。

対象課題及び評価結果一覧

開始年度 (平成) 終了年度
(令和)
課題名 代表機関名 役職 研究開発
代表者名
中間評価
報告書
30 4 バイパラトピック抗体のパネル化による機能的人工抗体の探索デザインの高度化 京都大学 助教 秋葉 宏樹 ダウンロード
30 4 膜タンパク質の細胞外ドメインを結合標的とする機能性ヒト抗体の高効率作製と構造デザイン 京都大学 教授 岩田 想 ダウンロード
30 4 アプタマー情報をベースにした低分子医薬品創製プラットフォームの構築 医薬基盤・健康・栄養研究所 サブプロジェクトリーダー 笠原 勇矢 ダウンロード
30 4 ゲノム情報科学と機械学習にもとづく高機能抗体のデザイン開発技術に関する研究 東京大学 准教授 加藤 洋人 ダウンロード
30 4 結晶スポンジ法を活用する超速天然物ライブラリ構築と活性スクリーニング 東京大学 特任教授 佐藤 宗太 ダウンロード
30 4 中分子アゴニスト創薬のロジカルデザイン~OX40アゴニスト開発を実施例として~ 京都大学 教授 高折 晃史 ダウンロード
30 4 物理化学/計算科学を駆使したヒト化単ドメイン抗体取得系の高度化と汎用化 東京大学 講師 中木戸 誠 ダウンロード
(研究代表者50音順)

最終更新日 令和2年12月25日