再生医療研究開発課 疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究(平成24~28年)および疾患特異的iPS細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム(平成29年~)で、理化学研究所バイオリソースセンターに寄託された、疾患特異的、健常人iPS細胞について

疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究(平成24~28年)

疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究(平成24~28年)

iPS細胞の作成や分化誘導技術を普及させるとともに、iPS細胞を用いた疾患研究・創薬を進めるための共同研究拠点と、理研BRCのiPS細胞バンクの疾患特異的iPS細胞を充実させるための樹立拠点を構築した。

疾患特異的iPS細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム(平成29年~)



iPS細胞の作成や分化誘導技術を普及させるとともに、iPS細胞を用いた疾患研究・創薬を進めるための研究拠点I、IIと、iPS細胞バンクの健常人iPS細胞を充実させるための樹立課題、iPS細胞の利活用促進のためのバンク活用促進課題を構築した。

本事業における疾患特異的iPS細胞の樹立・寄託状況

疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究(平成24~28年)

樹立拠点
  • AMED推奨インフォームドコンセントに従って患者リクルートを実施
  • 200疾患以上の疾患特異的iPS細胞を疾患情報(指定難病の場合は「臨床個人調査票」)とともに理研BRCへ寄託
  • 健常人(60名強)のiPS細胞を検診データとともに理研BRCへ寄託
共同研究拠点
  • AMED推奨インフォームドコンセントに従って患者リクルートを実施
  • 樹立した疾患iPS細胞は理研BRCに寄託(臨床情報は付随せず)

疾患特異的iPS細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム(平成29年~)

iPS細胞樹立課題
  • AMED推奨インフォームドコンセント(患者さんへの説明文書)に従って健常人のリクルートを実施
  • 100名のiPS細胞を、検診データとともに理研BRCに寄託(令和元年度末予定)
研究拠点I、II
  • AMED推奨インフォームドコンセントに従って患者をリクルートを実施
  • 樹立した疾患特異的iPS細胞は疾患情報とともに理研BRCに寄託(予定)
  • コントロールとして用いた細胞も寄託(予定)

本事業で樹立、理研BRCに寄託された細胞の特徴

  • 国内外のアカデミアだけでなく、国内外の企業も利用でき、創薬等の目的にも利用できる。
  • 寄託者との共同研究の縛りはない。ただし、海外の企業が利用する場合は、寄託条件として「共同研究」を設定することは寄託者の任意。
  • 「樹立拠点」、「研究拠点I、II」および「iPS細胞樹立課題」から寄託された細胞は疾患情報(健常人iPS細胞の場合は、検診情報)が付随している。ただし、「共同研究拠点」から寄託された疾患iPS細胞には疾患情報は付随していない。
  • 利用者の機関における倫理審査委員会の審査・承認が必要。
  • 「樹立拠点」および「iPS細胞樹立課題」で樹立・寄託された健常人iPS細胞には、ホールエキソーム配列(WES)情報が付随される予定(令和元年度内)。
  • 寄託されたiPS細胞には以下の基本情報が付随されている(一部のみの場合もある)。疾患名、人種、年齢、性別、マイコプラズマ・ウイルス検査結果、作成に使った体細胞の種類、樹立方法(ベクター、培養法・条件)、未分化マーカー確認法、染色体解析、 STR解析、胚葉体形成、テラトーマ形成

理研BRCのHP記載の疾患特異的iPS細胞リストの見方(一例 2019年9月現在)


(注1)理研BRCのHPに掲載の疾患特異的iPS細胞のリストには本事業外から寄託された細胞も含まれます。
(注2)本事業から寄託された細胞(寄託細胞全体の9割程度を占めます)は、提供承諾や共同研究契約は不要です。

最終更新日 令和2年10月27日