再生医療研究開発課 再生医療実用化研究事業における令和2年度課題評価結果(中間)について

令和2年度「再生医療実用化研究事業」の中間評価結果を公表します。

1.中間評価の趣旨

中間評価は、各課題等の情勢の変化や研究開発の進捗状況等から、各課題等の推進に当たって必要な場合には、中断・中止を含めた研究開発計画の見直し等を行うことにより、今後の研究開発及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
再生医療実用化研究事業では、本事業における中間評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に課題評価委員会において中間評価を実施しました。

2.中間評価対象課題

令和2年度 中間評価対象課題(2課題)
開始
年度
終了
年度
研究開発代表者 研究開発機関名 研究開発課題名
H31 R3 秋山 真志 名古屋大学 体細胞復帰変異によるモザイク健常皮膚由来の培養表皮シートを用いた表皮融解性魚鱗癬の治療法開発
H31 R3 升井 伸治 山梨大学 ヒト多能性幹細胞株を均質にするための培地添加物

3.課題評価委員会

令和3年1月14日

評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。

評価委員一覧

4.評価項目

1.研究開発進捗状況について
2.研究開発成果について
3.実施体制
4.今後の見通し
5.事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
6.総合評価

5.総評

本事業では、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づく臨床研究、企業等の協力を得ながらプロトコールを組む医師主導治験、移植細胞の品質・安全性評価基準の策定に向けた研究等を実施し、再生医療の早期実用化を目指しています。
中間評価では、対象2課題の進捗が確認され、1課題について概ね計画通りであると評価されました。残りの1課題については、現状に鑑みつつ研究計画に沿うよう指導することが決定されました。

最終更新日 令和3年4月12日