再生医療研究開発課 「再生医療等実用化基盤整備促進事業」の令和6年度中間評価結果について
令和7年3月
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
再生・細胞医療・遺伝子治療事業部 再生医療研究開発課
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
再生・細胞医療・遺伝子治療事業部 再生医療研究開発課
「再生医療等実用化基盤整備促進事業」の令和6年度中間評価結果を公表します。
1.中間評価の目的
中間評価は、研究開発課題について情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発計画の見直し(研究開発課題の加速・中断・中止を含む)の要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的に実施されます。今回、令和6年度再生医療等実用化基盤整備促進事業(3次公募)公募要領(p.23 注意事項(6))に記載の通り、モデル病院の体制を拡充する枠組みとしたことから、既存のモデル病院課題における連携機関との連携強化等に係る計画追加(令和6年度補正予算にて措置)の適切性を評価することを目的に、令和6年度採択の2課題(モデル病院)を対象に、課題評価委員会による書面審査及びヒアリング審査による評価を実施しました。
2.中間評価対象課題
開始年度 | 終了年度 | 研究開発 代表者 |
代表機関名 | 役職 | 研究開発課題名 |
---|---|---|---|---|---|
R6 | R8 | 中村雅也 | 慶應義塾大学 | 教授 | 東日本におけるiPS細胞等臨床研究推進モデル病院の充実 |
R6 | R8 | 野々村祝夫 | 大阪大学 | 病院長 | 再生医療等推進モデル病院の充実 |
3.課題評価委員会
書面審査 :令和7年2月12日(水)~ 令和7年2月21日(金)
ヒアリング審査 :令和7年2月21日(金)
4. 課題評価委員(敬称略、50音順、◎委員長)
評価委員会名簿をご参照ください。
4.評価項目
- 研究開発進捗状況について
- 研究開発成果について
- 実施体制
- 今後の見通し
- 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
- 総合評価
5.総評
本事業では、再生医療等研究の効率化、標準化、コストの削減等を図り、我が国の再生医療等の実用化を支援するための基盤整備を推進しています。中間評価において、総合評価の結果は「良い」(6.0点以上)または「優れている」(7.0点以上)と判断され、再生医療等推進連携機関として慶應義塾大学は村山医療センターを、大阪大学は大阪国際がんセンターを追加して研究開発を継続することが決まりました。
掲載日 令和7年3月19日
最終更新日 令和7年3月19日