創薬企画・評価課 令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」 (2次公募)及び令和3年度「ワクチン開発推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの有効性、安全性等に関する研究)」採択課題 課題評価結果について
事後評価
事後評価の趣旨
事後評価は、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業運営の改善に資することを目的として実施します。
令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」 (2次公募)及び令和3年度「ワクチン開発推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの有効性、安全性等に関する研究)」では、評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に書面審査及びヒアリング審査による事後評価を実施しました。
事後評価委員会
開催日 令和5年10月11日
事後評価対象課題
事後評価対象課題(7課題)事後評価委員
課題評価委員(7名)評価項目
- 研究開発達成状況
- 研究開発成果
- 実施体制
- 今後の見通し
- 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
- 総合評価
総評
評価対象課題である7課題の総合評点は4.3~8.6点に分布し、「良い(総合的に計画どおりに進捗)」と評価される6点以上が4課題であり、7課題の平均点は6.4点でした。
6点以上の評点の課題については、総合的に計画どおりに順調に進捗しており、我が国における新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの早期接種の実現化に大きく貢献したと評価がなされた課題や、興味深い結果が得られている等の評価がなされた課題がありました。
他方、6点未満の課題については、非臨床試験や臨床試験の結果が十分でなく、実用化に向けて解決すべき課題がある等の評価がなされました。
令和2年度2次公募において継続中の研究開発課題についても、引き続き重点的に支援し、実用化に必要な研究開発を支援してまいります。
事後評価結果概要
開始年度 | 終了年度 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 | 研究開発課題 | 配分額 (百万円) |
事後評価結果概要 |
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R2 | R4 | 山田 英 | アンジェス株式会社 | 代表取締役社長 | 新型コロナウイルス(COVID-19)を標的としたDNA ワクチン臨床開発 | 5,094 | 事後評価結果概要 |
R2 | R4 | 森 光宏 | 武田薬品工業株式会社 | 部長 | 新型コロナウイルスに対するmRNA-1273 ワクチンの開発 | 3,542 | 事後評価結果概要 |
R2 | R3 | 白川 利朗 | 神戸大学 | 教授 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する経口ワクチンの開発 | 195 | 事後評価結果概要 |
R2 | R4 | 土井 洋平 | 藤田医科大学 | 教授 | 第三世代RNA ワクチン技術を用いた新型コロナウイルスワクチン第I/II 相試験 | 302 | 事後評価結果概要 |
R2 | R4 | 米田 美佐子 | 東京大学 | 特任教授 | 麻疹ウイルスベクターを用いた新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発 | 624 | 事後評価結果概要 |
※令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」(2次公募)採択課題のううち、引き続き継続中の研究開発課題については今回の評価対象に含まれておりません。
開始年度 | 終了年度 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 | 研究開発課題 | 配分額 (百万円) |
事後評価結果概要 |
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R3 | R4 | 都留 智己 | 医療法人相生会 | 院長 | 複数の新型コロナワクチンを接種した場合の有効性、安全性等に関する研究 | 337 | 事後評価結果概要 |
R3 | R4 | 坪倉 正治 | 福島県立医科大学 | 教授 | 福島県の被災地域における医療者と高齢者の、ワクチン接種間隔と抗体保有率についてのコホート研究 | 551 | 事後評価結果概要 |
最終更新日 令和5年10月19日